今日は、ぺっこプロヴァンスの窓を。

プロヴァンスの家は、テラス窓が意外と多い。
それでいて建具は縦長タイプ。
そういえば・・・
スライドタイプをまったく見た記憶がないですね。
(今頃気づいた、、おれって何を見てたんだろ。。)

そして、テラス窓のテラスにはすべてと言っていい程に屋根がある。
外と繋がる場所ですからね。
そして、日本との違いはテラス床のレベルと室内床の高低差が殆どないこと。
それにテラス窓下部が床面にぴったしの高さ。
だから、雨対策としても屋根は必要なんだと。
日本の住宅の場合、このままの施工は保証保険上まずいから、
ほんの少し工夫が要るかな。

そして、高窓はいろんな窓シャッターがあり、見るだけで楽しくなります。

カラフルだしね。
こういう窓デザインを単に参考にすればいいだけと思いがちだけど、
私たちの場合、デザインだけ真似るわけにはいかないんですね。
この雰囲気を、もし忠実に再現しようとすれば、
施工法の問題をクリアしなければならない。
・一番は、雨漏りに対して弱い部分でもある窓周囲の防水施工法
・窓面の奥深さの程度、窓周りの微妙な表現
・塗り壁に対する雨だれ対策の施工工夫
・窓の交換容易性に対する配慮(何十年先のことかもしれないけど)
だから、こんなところを私はで観てしまうわけ。


たとえば、左の窓台部分。
デザイン的な意味でのレンガだろうか・・・
レンガは水を通す。
だとすれば、レンガ下にそれなりに防水施工が施されているわけ?
それとも・・・ ぞんざいなのか。
右写真もだけど、窓周りの補修時のことを考えたら、
写真のように窓枠と一体でトリムの色分けは確かにあった方がいい。
でもこうして観てくると、
北欧住宅や北米住宅に比べ、窓周りに対する配慮って・・・
どうやらプロヴァンスは劣っている感じ。
きっと、気候の違いもあるんでしょうね。
デザインはプロヴァンスだとしても、
見えない施工や配慮については、北欧型を採用していた方が良さそうだべ。
てな、私なりの結論が導けたりするわけです^^;
デザインて、見かけだけならいくらでも”風”にできますからね。
見えないけれど、デザインという形を支えるのは技術や配慮だんべ。
歴史に積み重ねられながらそこに隠れているはずのノウハウ、
だから見つけたいんです。
それを私たちの経験にさらにアレンジできたら・・・
私も知らない世界がそこにある?かも♪
な~んて、思い描いてるときが一番楽しいかな^^
社長様はじめ皆様ご無事でしょうか?
皆様のご無事を心より祈っております。
無事です。
停電の中,大共の家+蓄暖で一応3日何とかなりました。
チーム大共
チーム大共で家を建てられた施主様、そして関係者の皆様。
なかなか親方ブログが更新されず、心配されているかと思いますが、
本日、親方と連絡が取れました。
ひとまずご報告です。
ネット環境が不通でブログが更新できていないようです。
社員の皆様は、ご無事のようです。
情報が錯乱していますが、
沿岸にもたくさんいらっしゃるチーム大共の皆様の
ご無事をただただ祈るばかりです。
早く岩手が、そして日本が復興できるように何ができるか・・・
北上オヤジさん、
ご心配いただきありがとうございます。
そしてコメントできなかった失礼をお詫び致します。
hiroさん、
無事報告は私たちにとって何より嬉しいです。
ありがとうございました。
とらをさん、
お電話を、そして私に代わって報告を入れて頂きありがとうございました。
私は無い頭をふり絞りながら元気に動いていますので^^