窓と施工によって変わる窓周りの温度状況について。

こちら家は築10年以上になる住宅の窓周囲のサーモ画像。
窓は国産サッシ、樹脂ペアガラスLowE アルゴン入り
そして、

こちらが試験的にチャレンジした最新施工の、住宅の窓周りのサーモ画像。
窓はドイツ製樹脂トリプルガラス、2Low-Eアルゴン入り
測定温度範囲は、9℃~25℃に同一とし、測定時刻・エリアもほぼ同じ。
窓自体のスペックは当然違うが、今回のチャレンジの主な目的は窓の取付性能を向上させること。
窓据え付け時の施工方法を変え、実態の窓の性能を上げることだった。
住宅の省エネや断熱シュミレーションではこの施工性能は計算されることはない。
だからこれまで国内では大事に扱われることはなかった。
北欧やドイツなどでは当たり前に重視されるポイントなので、
違いがあることはわかってはいたが、これだけの違いには正直私もびっくり。
日本の普通って何なんだろう・・・
日本の断熱シュミレーションにおけるこれまでの損失って・・・
小さくないのかもしれないですね。
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