昨日一昨日と工場から3人のスタッフを同行し、
東京で行われた在来木造住宅のパネル施工を見学。

私たちが会場に到着したのは午前10時前。
午前10時ジャスト、会場では組み立て作業が開始されたところでした。
写真の空は青くお天気は良さげに見えますが、
実際は強風というか体が流される程の突風の中での作業です。
そのため、風に煽られないようクレーンでラックごと現場に投入されています。
現場のすぐ後ろには高層ビルが。
実はこのビルは校舎、早稲田大学理工学部51号館。
だから組み立て作業が行われている場所は大学構内なのです。

住宅の壁パネルには既に断熱材が挿入されていて、
すべてではありませんが窓も入っています。
断熱材は当社と同じくネオマフォーム、
断熱性能が1割ほどUPした最新のゼウスが使われていました。

作業現場を囲むように沢山の見学者がいたのに、
しばらくすると、いつの間にか人が少なくなり、、、
不思議だなあと思っていたら、気付くと校舎内の窓際に人だかりが。
余りの寒さに、皆さん移動して屋内から見学していたようです。
ならばってことで、私も屋内へ移動。

私が入ったの3階の講義室、断然こちらの方が全体の作業がよく見えます(笑

私が組み立て作業を見学していた講義室。
ちなみに、昼休み時間です^^

昼過ぎには小屋組みが始まり・・・

午後2時には組み立て作業を完了。
これってすごい!
なんとここまでで3時間!!
実際の場面では概ね丸1日かかるのだそうです。
というのは、これはデモンストレーションのための仮組み状態。
ですが、仮組みだとしても、
在来木造住宅としてはものすごい進化であるのは間違いありません。

翌日午前は住宅内を見学させてもらい、
午後は先生方の講演を聴き3時過ぎに現場に戻ると・・・
解体作業がすでにスタートしていました^^;

住宅の解体撤去作業を最後まで見ることはできませんでしたが、
解体作業は2時間を予定しているとか・・
ほんとかい?と思うも、作業を見て納得。
その理由は前日の組み立てでは1台だったクレーンが、
解体作業ではクレーン2台が投入されていたのです。
それにしても、2時間とは・・
シンプルな構造とは言え、32坪ですからね。
この住宅は解体され再建築する予定がすでにあるとのこと。
これならちょっと工夫したら、トレーラーハウスのように、
実際の家でも移築ができたりしそうですね。
今回見学させて頂いた工業化する在来木造住宅って、
これからの姿なのかもしれません。
コメントを残す