私の人生で若かった時分までなら、文化の進んだ街と遅れた田舎しかないイメージしかなかったような気がする。
そんな人間が初めての海外、初めてのアメリカで知ったのは、
田舎でいいんだよ。てこと。

自然の中で暮らすって、こんなかっこいいことなんだって。

街の中心地から車で30分1時間離れていてもいい。
より自然の中で得られる眺望や水辺などの環境を重視する人たちがいて、憧れてしまうような素敵な暮らしを実現している。そんな暮らしがごく当たり前のようにそこには実在した。
私の中にあった、
自然豊富 = 田舎 = 不便 = 垢ぬけない暮らし
そんなイメージがひっくり返った瞬間。
岩手でもこういう暮らしが可能だと思えるようになれば、田舎のイメージを変えられるかもしれない。
オフィスもまたダウンタウン的な場所は別として郊外の自然豊かな森の中にいくつも点在していたオフィスビル。
初めてのアメリカから2年後位には直輸入を開始。
その流れでアメリカのような自然に近い環境で仕事できたら・・・のイメージで事務所を建てた。

当時植樹した桂の木(当時高さ2m幹径5㎝ほど)はすくすくと育ち、この写真より4,5m上の高さまで伸び、横幅は枝葉が干渉し合い、下の方の枝葉は手で掴める高さまでに広がっていた。
強風時は大きく揺れしなるものだからご近所から、倒れそうで不安だとの声に、木の頭を思いっきり切ったし、2度目の枝打ちでは下に広がる枝も落としスリムに。どうやらこの方が陽が当るので芝が元気になるようなので。
最盛期の桂に比べれば見かけ面積は3分の1くらいかと。
それでも、

半日やそこらでこのくらいの落ち葉はある。
逆にこのくらいだと小まめに掃除しなきゃと思えるのだけど・・・

今朝のように落ち葉が積もった感が出てくると、これはこれで美しいと思えるから不思議だ。
このままに手を付けずに置ききたい。何ならもっともっと積もらせ20㎝位になったら、ふかふかの落ち葉布団の出来上がりだべ。
事務所に来てくれた子どもたちに、
さあみんなで、葉っぱのお布団に寝るよ~!!
なんて声かけしたら・・・
なんて想像したら天の声が。
やめてください!!
子どもたちに昭和の野生児みたいなこと。嫌われるでしょ。
そ、そうだよね、、
(でも体験したらきっと楽しいはずなんだけど。。)
自分も家建てた時は白樺とか色々植えましたが葉っぱの多さにお掃除大変!
木無くなりました!
アメリカでも広い敷地だから成り立つのでしょうね。。
一般の住宅地ですと、10年もすれば鬱陶しくなるのかもしれません。