今日は事務所&松園の家で午前中の殆どを雪かきに費やした感じ。
今日の雪かきで思う出したこと一つ。
そう言えば数年前よく通っていた焼き鳥屋のマスター、
店に入るなり、雪が大変だ、寒いのが大変だとこぼす客に、
なあに、こごは岩手だもの。
と返していたもんだっけ(笑
焼き鳥屋のマスターが言うことも然り。
だけど住宅に限ってはそうじゃないよなあと考えてしまいました。
その一つに高断熱住宅は当たり前として見逃しがちな屋根のことを。
岩手で家を建てる前に知っておきたい屋根の雪のこと
例えば今朝の当社住宅展示場屋根の雪。

3日前の2月1日に降った5,60㎝の雪は・・・今朝は10㎝あるでしょうか。
お日様で溶けたのでしょうか?それとも住宅内の熱で溶けたとか?それとも屋根から落ちた?
住宅展示場の屋根材は雪止めなくても雪の落ちない屋根材
なので、お日様の熱で溶けた分はある程度あるかもしれませんが殆どは風で飛んだのだと。
岩手で家を建てるなら屋根上に雪がある冬に周囲の家を見る際に特に特に軒先を観察してみてください。
写真をズームして住宅展示場の軒先は小さなツララが雨どいに下がっているのが分かります。そしてお隣はツララが雨どい外側に下がっているのが分かると思います。
屋根素材や断熱の違いで現れる軒先の表情は微妙に違ったりします。加えて屋根勾配や形状によっても違ってきますので、どんな屋根がどんな表情を見せるのかを家を建てる前に知ってほしいですね。

岩手の住宅地なら普通に目にする北側屋根の軒先に、雪が巻き込む現象も当り前だと思って見てしまうとそれ以上の家づくりは出来なくなってしまいます。
周囲の家を注意深く観察することで見えてくるものがあるはずです。
例えば、当社住宅展示場と同じ屋根素材を使っている住宅の屋根北側面を当社事務所から見ることができます。

これは今朝の状況。

雪の降った翌2日の状況。
そして強風で屋根の雪はこうなるんだあ!てことで撮った写真が、

この時期、北側は陽が当りませんしね。気温が高くならなければ溶けません。
風が吹くと屋根の雪はここまでなくなるのだと参考にはなるのではないでしょうか。
日中比較的気温が上がり4℃5℃の日が続いた時、雪はこういう風に減っていくんだあと撮ったはずの写真を紹介しようと思ったのに見つけられませんでした。。なのでまた同じような状況を確認したら再度紹介しますので今日の情報不足はご容赦ください。
岩手で家を建てるなら、この時期に屋根の雪や軒先のツララなど観察してみるだけでもぜひ。
益はあっても損はないと思いますので。
屋根の雪に興味がありましたら下の記事も。
今朝、ゴミ捨てに出た際、屋根の雪を見て思いました。『うちの屋根の雪少ない。どこに消えたの?』
風に飛ばされるなんて思っても見ませんでした。ちなみに、車庫の屋根の雪は、倍以上残っている感じです。
今朝の冷え込みで、川にモヤ出て、立木に霧氷ができていく様、とても綺麗でした。ダイヤモンドダストも見事、暖かいうちの中から眺めるのって最高です。ありがとうございます。
おそらく車庫の屋根はフラットだからなのではないでしょうか。周囲の家でフラットな屋根の家は勾配屋根の家よりしっかり雪が残っていますので。
温かい家の中からだと穏やかな気持ちで岩手の冬を堪能できますよね。今まで気付けなかったこと沢山見つけていただけたら嬉しいです。こちらこそありがとうございます。
毎月の支払額しか考えていなかったような!
多くのかたがそうではないでしょうか。