岩手県盛岡市内で高断熱住宅工事中の現場。
温水床暖房配管を終えた状況。
温水床暖房の配管は曲げ施工が大変なアルミ層を挟んだ3層管を敢えて使う。でもそうすることで不凍液の補充・交換は少なくとも10年は不要になる。施工時に手間暇かかったとしても暮らしてから費用がかからないならその方がいい。 pic.twitter.com/siv8hGMU1H
— oyakata (@ooyakata11) January 8, 2024
上記にあるように3層管なので折れたら回路ごと配管交換になるのであまり曲げをきつくはしたくないよね。昔と違って断熱性能は2倍以上になっているのだからと配管ピッチを400程にしていた時期がある。それで全く問題なく暖められるからそれでもいいわけだけど・・・
暖房の理想は・・・
暖房しないで暖かい、もしくは限りなく暖房感のない暖かさだよなあ。
と考えたら、床面の温度を下げても暖かさは変わらないのが良い。
そんなことから、配管ピッチは20㎝に。
倍の配管量にすることで放熱温度をより低くできるようにしたのです。
それに温水の循環温度下げられれば運転効率も上がる。
何よりのちにあり得るかもしれない太陽熱温水での可能性も見えてくるわけだから。
それにね、温水配管て他にも使いようがあるのですよ。
以前、この配管を利用してお風呂の残り湯の熱を熱交換して回したことも(笑
その効果は、50坪ほどの家で夜から朝までの室温低下を抑える程度でしたけどね。
暖房費削減にはなったかと、
温水床暖房稼働中の床面をサーモカメラで観ると、

私にとっては暖房のステルス化が目標かな。
暖房方式って、熱源を別にしたら大きく分けたら輻射方式である温水暖房と送風暖房に分けられるのではないかと。
エアコンの吹き出し温度設定もう少し低くとは
凄い事ですね~!
低くて暖まれればそれが一番ですから。
蓄暖のコストがあまりにも高く、エアコンにかえましたが、風が当たるのが嫌です。蓄暖のホンワカした暖かさの方が好きです。それこそ、ステルス的な暖房でした。もう、深夜電力機器割引もなくなり、蓄暖を使える電気料金には戻らないのでしょうね。
床暖はちょっと憧れます。
エアコンに切り替えると、蓄暖の暖かさの質を知ってる方は同じように話しますね。
新築ではありますが、リフォーム用への確認のためスタッフの家で床下露出配管は試しています。
それでも普通に暖かくはなります。ですが現在のように低温というわけにはいかないとは思いますが。