冬に何度とない昨日の激晴れのお天気な日から一転、今朝から雪かき。
透湿性能期待で昨日着ていた極寒用防寒着で雪かきしてみたらインナーはびっしょり・・
防寒は良いとして、透湿性はどういう場面で感じるのかは未だ不明かなあ(笑
そんなどうでも良い話は置いといて、昨日の現場の今日の様子を紹介しますね^^;
岩手の高断熱住宅に通し窓のある風景
昨日はまだ1・2階通し窓の据えられた通し壁パネルには保護のため合板が貼ってあり窓全体じゃ見えなかったですからね。
今日はその合板も外されていたことなのでその姿を。
通し窓的コンビネーション
縦デザイン
①(DK+F IX)+パネル+(DK+F IX)
②F IX+パネル+DKテラスドア
横デザイン
③F IX+パネル+F IX
DK:ドレーキップ
サッシ:3層ガラス
外部色:バサルトグレー
パネル部分で床・間仕切壁を跨いで一つの窓として見せられるのがポイントかと。#連窓デザイン pic.twitter.com/QXydrtBmNP— oyakata (@ooyakata11) January 12, 2024
動画の最初①が昨日の1・2階通し窓据え付け動画
縦2連窓+パネル部+縦2連窓で細かく言えば5連窓デザイン、大きく言えば3ユニット連窓デザイン
その次②が別の1・2階通し窓デザイン
3番目③に出てくるのが横の通し窓デザイン
②と③は2連窓デザインになるのか3連窓デザインになるのかよくわかりませんが(笑
ポストでも説明している通り、1・2階通し窓の連窓デザインてこれまで吹き抜けや階段スペースで採用していたのですが、同じようなデザイン性をパネル部を一部組み込むことで持たせられたら・・・と考えての新たな窓デザインタイプです。
北欧やドイツの住宅を観ていて、よく見かける連窓デザイン。
こういう窓デザインて家のデザインのワンポイントになるし、
でもこの連窓デザインて、どうやってつくるんだろう?
て思っていたわけですよ。それもずっと、、
それで10年ちょっと前、輸入取引していたドイツのサッシ工場に行った時のことです。
工場を見学しんがらサッシでどんなデザインが可能なのかなど、工場で製造中のサッシなどいろいろ見せて貰ってたその時。ふと目に留まったサッシがあって、、、
これって・・どういうものなの?と訊いたことが始まり。

その時の写真がこれ。
こんな幅広のサッシ枠ってどんな場面に使うのか?
て思うじゃないですか(笑
だって、私の知識・経験には欠片もないものだったので何の想像力も働きませんよね。
単体窓では、デザインとして。
コンビネーション連窓ではデザインの余白的に使うのだとか。
なるほど・・奥深いわ。
とその時はまだピント来てなかったんですけどね。
その後ヨーロッパで通し窓のデザインや横通し窓デザインの家に出会うと、
あ、あのパネルタイプを使えばこういう風な窓にできるのかあ!
としくみが想像できるようななったのです。
そこからですね、
いつか岩手の高断熱住宅でもできるようになりたい!
と思うようになったのは。
でも、不思議ですよね。
知らなきゃ想像さえできない。じゃあ、しくみが分かったからできるかと言えばそう簡単にはできない。
振り返れば、知ってからこうしてできるようになるまでなんと10年以上の歳月が流れてしまってたんですから・・
学習能力ないのか、石橋叩き過ぎるのかわかりませんが、岩手の住宅に届けられるようになるのって何でも最低10年はかかってるような(笑
でもまあ、何年経ったとしてもできるようになっただけ幸せかも?ですね。
20年経ってもできてないこともあるのですから(笑
ここから1月13日分としてもう一つ動画を追加を。
1・2階通し窓のある壁パネルの組み立て
海外の大きな連窓デザインを見かける度この窓をもし現場で取り付けるとしたら…とイメージしてた。逆に雨に濡らさないためのパネルに重い3層ガラスサッシ運搬🏗️取付費用のない組込み方を考えたら費用最小で窓デザインはより自由になった。これでパネル化にはもう1つの魅力が加わることに。 pic.twitter.com/94vE9RYyuo
— oyakata (@ooyakata11) January 13, 2024
10年なんかあっという間ですね~!
自分の年齢が信じられません!
自分の年齢に不感症になってきましたね。