前回に続き当社スタッフのフレーミングネタになりますが、今日は記念なのでお許しを。
1000万再生に到達した「一日フレーミング」のリール動画
2024年7月21日にInstagramに投稿したリール動画「当社の一日フレーミング」が、なんと今日、目の前で1000万再生を突破してしまいました。
投稿当初は、特別にバズらせようという意図はまったくなく、「現場スタッフの家族が、普段の仕事ぶりを少しでも感じられるように」と元気を表現できたらという思いから始めたものです。スタッフの奥様が「ブログの“1日フレーミングの記事”を楽しみに見ている」と聞いたのがきっかけだったかな。
「じゃあ動画を見てもらえたらもっと伝わるかもしれない」。
そんな軽い気持ちで始めた“家族向けの記録”が、まさか1000万人もの人に見られるとは思ってもいませんでした。
再生数の推移と「999.9万」の瞬間
投稿後しばらくは、職人の動きやチームワークのテンポ感が受けたのか、再生数は順調に伸びていきました。700万回を超えたあたりからペースが落ち、1日1万再生にも届かない日が続きましたね。
「もう頭打ちかな」と思っていたある日、ふと確認してみると900万再生を突破。そこからまた少しずつ上がり、11月に入ってから「もしかしていけるかも?」という期待が戻ってきたのです(笑
そこに、「ここに来てなんか回ってないか?」てことでチェックしてみたのが、
下が昨日11日午前8時
そして今朝12日午前8時

投稿して4か月近くにもなるのに・・丸一日で8万回も再生されてるのですから、どうした?と思いますよね。
そして今日11月12日午後、工場の芋ほり終え事務所に戻ってぽちぽちとX投稿、時計を見ると15時15分。ふとインスタを開くと、再生数の表示が999.9万じゃないですか!?
4桁ぞろ目は初めてかもしれません。その数字が9なんですから。これはもしかして・・・更新してみた20分後、ついに「1000万」の文字が。
思わずスクリーンショットを撮ったのが、この画像です。
普段1万再生程度なのに、1000万表示はずば抜けてます。
建築業界のリール平均と比較して
SNS分析会社やMeta公式の資料によると、建築・工務店系アカウントのリール動画の平均再生数はおおむね3,000〜2万回程度。特に職人の作業系コンテンツで10万回を超えることは珍しく、100万回再生でも上位1%に入る水準と言われているようです。100万回超えなら20投稿くらいあるかもしれませんけど。
その中で1000万再生というのは、業界平均の約500倍〜3000倍という驚異的な数値だとか。建築という専門的でニッチなジャンルでこれだけの広がりを見せた理由は、「スタッフの元気」「無駄のない動き」「連携の一体感」など、言葉を超えて“人の手で家をつくる”魅力が世界中に伝わったからなのではないかと。
どんな動画だったのか
動画の内容は、当社の「一日上棟=フレーミング」を記録したもの。
床・壁・屋根をあらかじめ工場でパネル化し、現場でクレーンを使って組み上げていく様子を1日の流れの一部を紹介しているものです。
リール投稿3日未満で100万4日目で200万そして6日足らずの今朝で300万超再生は過去最速。コメも4つだけなのに・・どうやらAI好みだったのではないかと。だからってAI自動編集ししてもこうはならないだろうな笑 pic.twitter.com/cV6S3HFwHD
— oyakata (@ooyakata11) July 27, 2025
中でも反響が大きかったのは、壁パネルを立て込み、床との取り合いを赤いヘッドのエア釘打ち機で固定していくシーンかな。
「うちのスタッフの動きがかっこいい」「息が合ってる」「リズムが気持ちいい」などのコメントも少なくありません。言葉が通じなくても、手仕事の正確さとスピードは万国共通で伝わるのだと感じますね。
バズの背景にある「リアルな現場の力」
SNSマーケティング的に見れば、照明やBGM、テロップの演出も一切なく、ただリアルな現場を切り取っただけの動画です(笑
何度か試しにBGMを入れたことがあるのですが、「音楽を入れないで欲しい」とのコメ。確かにリアルな音だけを聴きとりたいのだなと思い、それ以降BGMを入れたことはありません。
それでも多くの人の心を動かしたとすれば、演出のない“本物”そのものだったからかもしれません。
近年、建築業界のSNS活用が進んでいますが、まだ多くは完成住宅の紹介が中心です。そこに対して、「家をつくるプロセスそのもの」を正面から見せている点が、多くの人に新鮮に映ったのでしょうね。
そして、これからは。
私の人生ではもう2度と1000万回再生はないでしょう。例え今回一回きりだとしてもそのリアルを体験できたわけですから、すごい経験ですよ。
今回の1000万再生は、単なる数字以上に、「建築の現場に、あるいは当社の建築システムやスタッフの機敏な動きに、こんなに多くの人が興味を持っている」という事実を示してくれたのかもしれません。
今後も、派手な演出よりも「“現場のリアル”を伝える」を大切にしないとね。










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