芝刈りもサクッと汗かく程度に涼しくなった今日この頃ではありますが、
ウーン、今年は夏対策の開発って、なんも進まなかったなあ、、
自社開発途中の日よけスクリーンなら
と反省しながら来年に向けてのイメージ固めを。なんて(笑
そんなことで今日は、
夏の陽射し対策には欠かせないと思えるヨーロッパで見た日よけスクリーンについて。

これはドレーキップ窓のサッシ枠外側にガイドレールを後付けする外付け日よけスクリーンで、サッシ枠見付け内側に取り付けるタイプ。
そしてもう一つが、

サッシ枠と同じように外壁の折り返した両サイド壁面にガイドレールを取り付けるタイプ。
日除けスクリーンの内側には網戸が見えていますよね。
このタイプを横方向から見ると、

両サイドの壁に取り付けられた網戸フレームに日よけスクリーン用のガイドレールが取り付けされています。
サッシに一体となっているのではなく、網戸自体が別位置に取り付けされているのがわかるでしょうか?
ヨーロッパって、このように網戸を別物として取り付けるのって意外と多いようなのです。
というのも、
ヨーロッパからサッシを輸入するようになった初期、日本と同じくサッシには当たり前ように網戸って付いてるものと思うじゃないですか?。(アメリカから輸入していた時だって網戸付いてたので)
念のため、網戸はどういうものが付いているのか確認すると・・・
網戸なんて付いてないよ。
うちは網戸屋じゃないから、網戸は網戸屋で買ってくれ!
ええっ! 網戸ついてないってが!? それって日本じゃ無理だし。
何とかならないんだべか?
まあ、何とか網戸屋から仕入れてサッシと一緒に送ることは可能っちゃ可能だけど・・・
おおっ、それでなんとかお願いしますだよぉ。
とまあ、そんなやり取りがあり一件落着とはなったものの、
このことは特別ではなく、これがヨーロッパでは当たり前なのだと後から知ったのです。
どうやら彼らからすると、
サッシを注文するのにカーテンも一緒に付けてね。と言われているのに等しいらしい(笑
と考えれば、このようにサッシと別付けは頷けるわけです。
日本で住宅にサッシを施工するのは大工さんだけど、
ヨーロッパではサッシ工場がサッシを製造し、現場まで運搬し住宅に取り付けるまでの責任施工が当たり前。
網戸屋さんも日本のカーテン屋さんと同じように住宅に取り付けるまでが仕事らしい。
このようにお国が変われば常識も変わる。
それでも良いものはいい。見習いたいものは見習いたいわけですよ。
それにしても・・・
このスクリーン、サンプルで一度試してみたいよな。
試したい~!
そうですよね。チャレンジしてみますか。
この日除けスクリーン、とっても良いです!
ガイドレールあるので、風でもバタバタしにくいような気がします。
でも、網戸のフレームに付くということは、外からじゃないと操作できないっていうことですよね⁇そうだとしても東と西の窓には欲しいですね。
さすが観るとこが違いますね。
スクリーンを動かすヒモは室内側にありました。
室内側から操作できるのなら、尚更欲しい!です。
ドイツの一般家庭のテラスには、八百屋さんの軒先についているような巻取り型のテント地で作られた日除けがありました。最初見た時は、なんか変な感じがしましたが、使う時だけ広げられて、不要な時は格納。軒で家の中が暗くなることもなく、良いアイデアだなぁと思います。
仰っているタイプのテラス用の電動オーニング、以前当社のモデルハウスに付けていたんですよ。
延ばすと2.5mもあって最初、「こりゃ涼しいわ」と思ったのですが・・・
風が吹くとヤバイ!ということで殆ど使うことなく終いには傷んできたので取り外してしまいました。