今週末は
岩手県紫波町にて高断熱住宅完成見学会を開催。
今回完成した住宅はシンプルなフォルム、白い壁、見た目をキュッと絞めてくれる窓色はアントラシットグレー。かなり濃いめのグレーでヨーロッパではかなり人気の高い窓色です。
ヨーロッパで新しく建築された住宅でよく見かけるので、
この窓の色って特に白っぽい壁でよく見かけるけど、この窓色は何て呼ぶの?
と現地のサッシメーカーの担当スタッフに訊いてみると、
これは、RAL7016。今人気だよ。
と教えてもらいました。
すかさず忘れないようにメモ。あとは呪文のようにRAL7016,RAL7016,RAL7016・・・と繰り返して憶えました(笑
当社で扱うサッシカラーにはもう一つ一般でいうところのグレー色があります。これはバサルトグレーという色名でRALナンバーは・・・RAL7012。
RALのナンバーならわかるけど、〇〇グレーとかよく色名を耳にするのですがよくあれだけの名前があるものだと感心してしまうのは私だけでしょうか。名前を考える人もすごいけど、憶えてことばにできる方ってほんとうに尊敬します。
当社で現在扱えるグレー色は2色のみ。
ですがヨーロッパの窓カラーサンプルを見ると、青みがかったグレー、茶色がかったグレー、濃淡の違いなどで、グレー色だけでなんと22色もあるのですよ。いや、違いました。22種20色が正しいです。
というのは、RAL7016だけ色は同じで表面仕上げの違う3種類もあるのです。
このことからもヨーロッパではそれだけRAL7016が人気なんだということかもしれません。
グレー色だけで20色22種の窓があるヨーロッパの人たちの窓へのこだわりって凄くないですか。
私は家にとって外観は顔、窓は目。そう思って家全体の表情を観るとわかりやすいと思っていつも見ています。窓の奥行深さは目元の表情を優しくもし、窓色をアイラインと捉えてさり気なく色を入れる。と言った感じで私は家を見るとわかりやすいので。
暖かくなってきましたので窓の断熱性能とかはわかりにくいですが、見学される方にはそんな視点でも窓を観てもらえたら窓フェチな私としてはうれしいかな^^
目は口ほどに物を言う。なら、窓は目ほどに家の表情を語る。
と言えるかもしれませんので。
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