今日は当社の技術的進化の軌跡を(笑
トリプルガラスの大きなコンビネーション木製サッシ初期の取付
輸入サッシの場合は規格サイズがない受注生産。なのでこちらから発注・送金して初めてサッシ工場は材料の手配や生産スケジュールを組む。でサッシが完成するまでに凡そ2か月~3か月。そこから海上コンテナや港までの陸送手配が行われ海を渡って横浜で通関、そこからトレーラーで当社工場にコンテナ到着するまでに何やかんやで5か月~6か月はかかる。
アメリカシアトルからだと2か月だったので、倍以上かかる計算。
輸入サッシ到着までの期間、工事中の現場はサッシの到着を今か今かと待ちわびているわけです。
なので、コンテナの工場到着日が決まると、現場のスケジュールも組めることになるので一斉に各現場の手配が始まる。待ちに待ってですからね。そりゃ遠洋漁船から水揚げされるような勢いで活気づくわけ(笑
輸入コンテナからの荷下ろしには、何人集めてたかな。もう記憶は曖昧ですが10人前後ではなかったかと。
そこからトラックにそのまま右から左へと積み込んで各現場へ配送されるのです。
現場によっては翌日、翌々日というのもありますけどね。
写真のサッシはいの一番に必要とされている現場へ向かうコンビネーションサッシ。

現場ではクレーンが手配済み、サッシを吊り上げ取付場所まで運ばれます。
そして内と外から位置を確認しながらの取付作業。
ガラスを割ってしまわないか、サッシ枠を傷つけてしまわないかと神経を使うし重労働なのです。
観てる方だって疲れる作業ですから(笑
でもね、サッシ取付作業を終え、
室内側から観るその窓の姿は格別だったですね。
想い描いたものがやっとここに来た~!形になった~!みたいなね、
これはこれで今じゃ懐かしい思い出です。
それが今はというと、
高断熱トリプルガラスサッシ取付の今
先日のフレーミング時、いつもと違う光景が見られた。それは壁パネルごと現場内に入れてたこと。それは前日の余韻で強風だったから。できるだけラックを風除けに最小の取回しで横移動するのが秘訣。風に煽られ足場にぶつけトリプルガラス割ったりしたら大変ですからね。内輪な話ではありますが笑 pic.twitter.com/WnYj58jUFW
— oyakata (@ooyakata11) December 10, 2023
トリプルガラスでも全開にできるフォールディングドアも、すでに壁パネルに魂を備わったかのように美しくさえ見えるわけです。(親バカですから)
海外の大きな連窓デザインを見かける度この窓をもし現場で取り付けるとしたら…とイメージしてた。逆に雨に濡らさないためのパネルに重い3層ガラスサッシ運搬🏗️取付費用のない組込み方を考えたら費用最小で窓デザインはより自由になった。これでパネル化にはもう1つの魅力が加わることに。 pic.twitter.com/94vE9RYyuo
— oyakata (@ooyakata11) January 13, 2024
縦連窓の1・2階通し窓が据えられた通しパネルも安心してして観ていられるようになった。
以前のように不安や心配でドキドキしながら眺めたのも懐かしいですけどね。
でも今のカタチが一番いい、わくわくしながら観ていられるのですから。
以前と比べたら贅沢なくらいです。
自社で壁パネル加工製造し、且つ壁パネルにサッシを組み込んでいる住宅会社工務店は全国にどれだけあるんだろ?
まあ、あってもなくてもいいや(笑
良いモノをムダなコストをかけず安心して届けられるのですから。
御社だけです!
知らないだけでそうとは限りませんよ。