最近、国内の各サッシメーカーがトリプルガラス採用の超高断熱サッシを発売。
当初Uw=1.0を切るレベルでの競い合いだった。
それが最近では、一気にUw=0.8を切りコンマ0.1を争う展開に。
これはサッシフレームの性能ではなく、ガラス性能に依るものだ。
・・・

クリプトンガスか、、、
Uf=1、3相当のままだ。
ガラスはUg=0.4~0.5相当と推測できるが、この性能ギャップは大き過ぎないか。
先日BAUで見かけた最高値Uf=0.78。
このレベルにスペーサーを加味し、クリプトンガス入りトリプルガラスなら納得できる。
なので、
国産サッシメーカーの現在のスペックでのクリプトンガス入りは不相応に思える。
だから私個人的にはきっと薦めない。
もっと大きな理由が一つ。
伝導率は、アルゴンガス=0.016に対し、クリプトンガス0.009
ガスだけの性能で言えば倍ちかい。
この違いで、サッシ全体の価格を倍に押し上げてしまう。
日本の特殊事情でもあるけど、これは余りに高過ぎるような、、
そのうえ、この超高価なガスがいつまで効果を持っているかも計れない。
ガスは数年で何割か抜けるという。
購入時の瞬間値性能として考えたらもっと高くなる。
私が欲しいのは瞬間値ではない、継続値だ。
さあ、もうひと働きしなければ!
そんな気持ちになってしまう(笑
岩手の注文住宅なら。
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