宿泊したホテルが中々おもしろい。
昨年ドイツレポートでも報告したウィンターガーデンスタイルを採用している。
写真左右にある建物が宿泊棟で、通路に直角にこのウィンターガーデンを
はさみ、いくつもせり出している。
この空間と部屋の温度差はまったくと言って感じない。
床は蓄熱のためか砂利。そして床面中央にあるのがライティングを兼ねた
加湿機能なのか水が満たされ湯気が立っていた。
天井中央には通気口も。
このホテルは線路の真上に建っている。
左はホテル通路突き当たりから撮影。
右はホテルとなりの駅舎正面。
左はホテル前。宿泊棟はこの裏棟にある。
右はホテル前の通り沿い。
今日の午前は造船所跡地の再開発地へ。
再開発の経過から現在進行中の無暖房住宅への試みなどに
ついて開発担当者からレクチャーを受ける。
左は再開発計画の模型。こんな大きな模型を見たのは初めて。
右は現在の航空写真。川幅で1キロメートルだそうですから規模を想像してみてください。
再開発で建てられている建物の断熱模型。
断熱厚さは30センチほど。ちなみに右側が外部側です。
再開発で建てられた住居棟。
スウェーデンって色がきれいなんです。
左は給湯暖房配管ピット。工事途中なのに配管に触れるとあったかい。
こちらでは工事中でもすでに温水を通し、暖房すちるのだと言う。
右写真のパネルヒーターも当然にあったかい。
ここではパネルヒーターの下面から吸気導入していた。
換気の冷たい空気を暖めるナイスアイデアです。
写真にかすかに写っているの判るかな・・・
私も初めてみた分厚い空気層をもったサッシ。
室内側のペアガラスはわかりますよね。
もう一枚が右外側に不透明なシートが見える部分です。
この部分の空気層は5~6センチほど。
この窓の熱性能U値=1.2だとか。
これは見学した工事現場の2LDKの間取り。
上のドア表示が玄関。
下の突き出した壁部分がバルコニー。
ちなみにお家賃は12~13万円なそうです。
給湯も暖房も込み!
スウェーデンの都市部は地域暖房が主ですから。
今日のメインは、今回の大きな目的の一つである無暖房住宅。
のはずでしたが、家の中を見学できる予定だったのが入居者が骨折のため
急遽断念に。加えて近隣住民からの苦情で写真の自由撮影は禁止。
かろうじて撮らせてもらった一枚。
左右の写真とも同じ団地の隣接住居です。
見学後に2時間ほど、無暖房住宅の開発者である
ハンス氏より2時間ほどの講義。
かなり参考になり満足できる内容でした。
内容については帰ってからということで^^;
外でのレクチャーはやはり寒かったです。
岩手人ですから耐えられますが。。
北欧の無暖房住宅のような岩手で高気密高断熱住宅を建てるならこちらへ。
さすがに北欧の家々はデザイン性に優れてますね。
ホテルの部屋も日本とは大違いですよね。
帰国したらぜひ写真を見せてください。
私は今、クアラルンプールの空港におります。
この後、乗継をして深夜にボルネオ島のミリという町に着きます。
気温は32℃、現在スコールの真最中。
雨季の終わりですから仕方ないです。
暇をみて投稿しますので、宜しくお願いします。
アルボンさん、すっかり気候の逆のところですね。
あったかくなれそうなボルネオの写真をお待ちしています。
無暖房住宅のQ値はどれくらいなのか教えて頂ければ幸いです。
足利さんへ
https://daikyohome129.livedoor.biz/archives/50366906.html
にてご理解いただけるとうれしいです。
但し、長屋建てであることを加味して下さい。