無暖房領域の熱損失

暖房の要らない「無暖房の家」。
その住宅は、どこにどんな割合で熱が逃げるのか、について
今日はスタッフがつくってくれた一つの画像で紹介。

住宅各部位の熱損失割合の画像

この画像で間違いが一つ。
この絵では床断熱になっていますが、実際は基礎断熱です。

矢印の大きさですが、一般住宅の場合の熱の逃げる割合の
図をそのまま使い、パーセンテージが無暖房の家のレベル。
なので数字だけ見て下さい^^;

以前にもお話ししましたが、無暖房だからと言って
全く熱が逃げないわけではありません。
暮らす人の体や家電などの生活熱と日射による熱により
生活温度が保たれるのです。

次世代省エネ地域区分Ⅱ地域である盛岡では
概ねQ値=0.57前後以内から無暖房領域でしょうか。
当然間取りや立地、設計により異なります。

ここで、現状でできる無暖房領域の住宅各部位の熱損失の割合から
次の可能性を考えることになります。

面積負担と熱損失割合から、次に一番の可能性があるとすれば
やはり窓。この割合を小さくできれば、その他部位の断熱負担を
軽くできるはず。

ところが、窓って可能性はあるだけにほんと大変。
疲れる?ほどおもしろい^^;

住宅屋なのに知れば知るほど、知らないことばかり。
”無知な住宅屋”とでもキャッチフレーズを変えんべがな、と。。;

4件のコメント

この換気の15%というのは熱交換器扇を使っての損失でしょうか?
それにしても外壁と窓の損失がほぼ同じになるとは,窓の性能はどんどん上がっていますね。逆転する日も近い?
こうなれば真空層入り壁なんて開発されるのでしょうか?

hiroさん、おっしゃる通り熱交換です。
換気についてはホームページ上で紹介することになる予定?^^;
窓が逆転するには、まだいくつかのハードルはありますが、
近いところまで来ていると思います。
壁は断熱よりも機能が変わる?のではないかと。。

機能が変わる?
どのように変わるのでしょう?
さんまうまいでしょうねえ。
たっぷりの大根おろしとポン酢で食べたいっ!

hiroさん、断熱とか熱を断つ遮るだけではないような・・・
そんな気がするだけです(汗)
非常識的転換があってもおもしろいかなレベル。
大根は区界高原にてしっかり仕入れ。
4本で100円也!!!でしたv^^

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