裸足な素材選び

私が家に居る時は常に裸足。
これが行儀いいのか悪いのか正直わからない。
でもこうしないと家にいる、帰った気分になれない私の性分。
育ちと言えばそれまでだが・・・

あの開放された気分がたまらない。

足が汚れやすいとか、ぼやく同居人もいるが、
私にとっては足は汚れて当たり前でしかないので気にもしない。
なので、私が家を建てるとき、
裸足での生活を前提に選んだ素材がある。

それは石。
床の殆どをフローリングしたのだが、
トイレと脱衣所だけを大理石の磨きにしてみた。

その理由は高級感を出したいからでも好みだからでもない。
単に生活するだけで足裏に小さな刺激を与えたかったから。

どこを歩いても同じ素材だと足裏に刺激は感じない。
形状の小さな刺激ならムクのフローリング目地で良さそう。
大きな刺激ならどこぞのお風呂屋さんのように
脱衣所に竹でも敷けばいいし・・・
と、なんか床面の形状だけでは不足のような気がした。

そこで先ず考えたのが、
素材を変えて足裏の触感を変えること。
そしてそれ以外に必要な刺激がるとしたら。。。

家を建てることで均一化するものは・・・そう室温。
当時で言えば超高断熱だったので当然室温も
床の温度も同じになると想定。
それはいいことだが足裏にとってはどうなのか・・・

一部だけ、断熱弱くして冷えた床をつくる?
それは結露の危険を生むから避けたいし、
断熱調整も難しそう。。

てなことで、思いついたのが触感温度での刺激。
異素材の温度は同じでも触れた時の体感温度が違えばいい、
そう考えて選択したのが石。

石は当時の素材としては高価だったが、
トイレと脱衣所の面積から考えたらそれほどではなく、

ランニングコストのかからない、足裏への一生の刺激よお!

と気合いで割り切った。

結果、それは生活してみて正解だった思う。
ほんのちょっとしたあのひんやり感がたまらなく心地いい。
(なんて思っているのは私だけかもしれないですが^^;)

でもその反面、
今日はいつもより結構冷たいんでないの?
と感じることも。

その時、
今日の外は冷えてるのかな?
くらいにしか思わず10年以上を過ごしてきたが、
最近、これはもしや?と思うことがある。

同じ室温でも体感温が違う時があるように、
どうも床の体感温が自分の体調によっても違うようなのだ。
それも室温で感じるよりずっと敏感に。

なので最近足裏に伺いを立ててみる。
今日の体調はいかがなものでしょうか・・・てね^^;

体重計のように目盛りはないけど、
もしかしたら
”触れて感じるヘルスメーター”
程度にはなり得るかもしれません。

家を建てるときに限らずトイレ脱衣所なら、
400角くらいの板を何枚か敷けばいいわけだし。
ぺっこおもしろいかも?なんて思っているしだい。

あっ、言っておきますが、
この話まったく確証のない話ですから、
くれぐれも鵜呑みしませんように^^;

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