陽気の良い日なら、事務所内の暖房をとめることも多くなりました。
断熱性能が高い家は、この時期になると
窓からの日射熱でオーバーヒート気味となる。
暑すぎたら窓を開けて室温を下げればいいだけのことなんだけど、
それでいて気温の下がる夜はまた暖房をかけるのはどうも・・・
やはりもったいない。
窓を開けて捨てるはずの余剰熱を蓄えて夜に利用できればいい。
それを解決するのが蓄熱技術だと思っている。
蓄熱はずっとテーマだった。
数年前のウィンターガーデンでの日射取得&蓄熱実験でも、
コンクリートブロックだけでも大きな効果があることはわかっていた。
その効果をもっと室温領域帯で活かしたい。
そうなると潜熱を利用すればいいということになる。
14年前、はじめてこの蓄熱材を使ってみた。
ところが、その時はそれほどの効果は確認できず。
その後、いくつかを試してみたけど、それもぱっとはしない。
マイクロ型も検討したが、
科学的な素材が融解したときのことを考えるとこれまた踏み切れない。
そこで、もしかしたらと今回試してみた蓄熱材。

どうやら、この時期のオーバーヒートは避けられることはわかった。
それと、断熱性能に見合った効果的な蓄熱量もありそう。
そして何より、施工方法で効果が違うのはおもしろい。
蓄熱=省エネ
このコストパフォーマンスの最も高い施工法と蓄熱量を見出すのは、
これからのテーマ。
今後、断熱と蓄熱の相性を見極めることができれば、
ほっぴっぴも、よりおいしく、
飲めるような気がするんだよね^^;
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