お好みのインテリアや収納家具は?
などと私たちは一言で聞いてしまったりするんだけど、
要望する機能やと好みのテイストについて突き詰めていくと、
要所ごとに分けて考えなければ。そういう場面につき当ることは多い。

アレンジだけで要望を満たせる既成家具。
ところが、全体のテイストに合わない。
探しても見つけられない。
となれば、「合うものをつくる」という選択になる。
つくるために打合せしてそれを図面に起こし、
それを詳細に図面化する。

これはそのための図面詳細図2枚のうちの一枚。
概ね一つの家具に図面は2枚ほどになる。
素材のレベルからから細かい厚みまで指定する。
私たちは家具屋さんではないんだけど、
だけど、家具屋さんにないからつくってしまう。
結局せっかくのイメージや家を活かすためですから、
こういう手間をかけてもカタチにしたいわけです。
ところが、図面に起こせない家具もある。

これなんかは、知恵と感性と手わざのみでつくる。
図面がないのでコピーはきかない一品ものになる。
私たちの仕事って、
真白な紙にイメージを落としカタチへ変えてゆくこと。
紙に落とせない気配みたいなものもカタチにしなければならない時だってある。
カタチにするためのノウハウやイメージ力って、
欠かせないような気がしますね。
ときどき、その能力の無さを痛感するのだけど、、
それを乗り越えるものって、結局熱気しかないかもしれません。
そこにないからつくる。
そこにエネルギーを向けてそして喜んでもらえるんだから、
私たちってかなりな幸せ者ですよね^^;
岩手の注文住宅なら。
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