岩手県の冬は厳しさは誰もが知るところ、盛岡の地で寒さに負けず、快適で暖かい注文住宅を建てるためには、大前提として冬の寒さ対策に最初に配慮する必要があります。そこで今日は岩手での理想的な住まい作りのポイントについて今週末見学会予定の住まいを紹介しながらお伝えします。
岩手で注文住宅を建てるなら断熱性能も注文したい
岩手の冬を快適に過ごすために、住宅の暖かさの指標である断熱性能は進化しています。最近国が示す断熱等級が大きく変わりました。新たに断熱等級５、断熱等級６、断熱等級７まで順に提示されたのです。
もっと詳しく知りたい方は以下の投稿も。（少しマニアックですが）
公的な岩手の住宅での最高断熱等級７UA値0.2(w/㎡k)以下
これは日本で一番寒さ厳しい北海道とまったく同じ。住宅に必要なレベルとして提示された断熱基準となります。
とすれば、札幌版次世代省エネ基準に照らしてみると
岩手の住宅の高気密性能C値0.5(㎠/㎡)以下
という公的な目安はあるわけですから、ご自身の家づくりで住宅断熱性能と気密性能を指定注文することだって可能になります。それぞれご家族で話し合い、自分たちに考えに合った断熱等級、気密性能を選択すればよいのです。最高等級7でなくてもそれより若干下回っても良いでしょうし、将来のことを見据えそれ以上の断熱性能UA値0.18以下を目標にしたいと要望として注文したって良いわけです。
岩手で家を建てるなら断熱性能は注文住宅で叶えた暮らしを支える土台のようなもの
まずは岩手で暮らすために必要な土台となる断熱性能を決めました。
ここからは思いっきり家族との暮らし方をいくらでもイメージを拡げて行ける段階になります。
高断熱住宅で叶える岩手の注文住宅での暮らし
今週末の見学会予定の家から、注文住宅で叶えた暮らしポイントを紹介します。
岩手県盛岡市で注文住宅で叶える家族のための断熱7等級の快適な暮らし
注文住宅：断熱性能G3仕様
窓面が外壁面より奥まっています。この奥行で当社の高断熱住宅の性能レベルは推し量ることができます。
岩手県3地域の断熱等級７（HEAT20）
気密性能 0.5以下
ドイツでは当たり前に論じられる窓周囲ヒートブリッジ（ψinstall)対策施工（特許）が窓周囲に施されています。
※見学される方は注文で叶える窓色も要チェックです。
岩手県盛岡市で注文住宅で叶える家族のためのキッチンダイニング
注文住宅：キッチンダイニング
この明るいキッチンダイニングスペースは、家族の憩いの場。フォールディングドアを開け放つと、室内と外の境界がなくなり、庭の新鮮な空気が流れ込みます。家族はこのテーブルを囲んで朝食を楽しんだり、日中はドアを開放して自然と一体になりながら読書やリラックスをしたりの時間を過ごします。夕方には、このテーブルで宿題をしたりしながらお母さんとの会話が弾んだりするかもしれません。家族全員が集まって夕食の準備を手伝ったりする光景が容易に想像できますよね。キッチンカウンターは料理のための十分なスペースを提供し、家族のコミュニケーションを育む開放的なデザインとなっています。
岩手県盛岡市で注文住宅で叶える家族のための洗面カウンター
注文住宅：広い洗面カウンター
洗面所は朝の学校への登校前子供の笑声で溢れ、子供たちが日々の一日の冒険から戻って、この広々としたカウンターは3人が余裕で並んで立てる。ここで歯を磨き、手を顔を洗う。そんな家族の絆を深める日常の一幕が想像できてしまいます。
岩手県盛岡市で注文住宅で叶える家族のための階段デザイン
注文住宅：開放的な階段デザイン
この写真に写っているリビング階段は、その洗練されたデザインと機能性で、空間に開放感と動きを加えています。木材と黒い金属を組み合わせたステップが、モダンでありながら暖かみのある雰囲気を演出しており、階段下の収納スペースやニッチは、スマートな空間活用を可能にしています。階段がリビングエリアに直接つながっていることで、家族間のコミュニケーションが自然と促され、日常の動線が一体となって流れるように設計されています。この階段はただの移動手段ではなく、家の中心としての役割を果たし、家族の生活を豊かなものにしてくれるはずです。
岩手県盛岡市で注文住宅で叶える家族のためのワークスペース
注文住宅：家族のワークスペース
この明るいワークスペースは、子どもたちの学び舎としてぴったりです。窓から差し込む自然光の下で、お子さんたちは宿題に取り組んだり、創造力を育むアートプロジェクトをしたりすることができます。壁に取り付けられた棚には参考書や工作材料を整理して収納し、勉強や遊びに最適な環境を提供してくれるはずです。
岩手県盛岡市で注文住宅で叶える家族のためのファミリースペース
注文住宅：ファミリースペース
この広々とした空間は家族の体育館のイメージ。天井に取り付けられた黒いパイプが特徴的です。子どもたちはこれらのパイプをジャングルジムのように使い、ぶら下がりながら元気に遊んでいる姿が想像できます。床はナラのフローリングで、落ちても安全な柔らかいラグやクッションを敷けば、活発な遊びの場としても最適です。子どもたちが安心して駆け回り、健康的に体を動かせる空間を提供してくれます。
岩手県盛岡市で注文住宅で叶える機能的な寝室空間
注文住宅：機能的な寝室空間
この写真は夫婦の寝室で上部のロフト的スペースが畳が敷かれベッドスペースとして機能し、読書や瞑想もできてしまう静かな隠れ家としての役割も持っています。自然光が差し込むこのスペースは穏やかな時間を過ごすのに最適ではないでしょうか。下部は、クローゼットや収納スペースとして大いに利用できる設計になっています。これにより、衣類や寝具、季節物のアイテムなどを整理して収納するのに役立ち、上下スペース分けすることで空間を有効に活用することができます。
こうして観てますと注文住宅の肝って、暮らしの中での家族の接点、家族の交差点みたいなスペースをどう描くのか、なのかもしれませんね。
以上ですが、
もし見学にいらっしゃる方がおられるようでしたら、
私としては見るではなく、見えない空気、匂い、音、肌感覚など、ぜひ五感で感じてみてほしいですね。
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