今日は先日に続いて、フィンランドの住宅展示場で見た
北欧の家にあったガレージたちについて、お伝えしたいと思います^^
北欧住宅のガレージ

・・・・ガレージと言いつつ、
このスタイルは、長屋スタイルの家の真ん中に一時的に車を停め、
荷物等の出し入れを容易にするためのスペース?と考えた方が良さそうです。

2棟ある家の間に屋根を通して、車2台分のガレージとしています。

こちらは車2台を並列で置けるガレージ。
左側にもう1台分を置くことは可能ではあるけど、実際は機械室&作業スペース。
上がベランダになっているこのスタイルは、当社でもいくつか実例があるかな。
2階にもう一つ解放感のある庭ができるイメージでしょうか。

家の壁に屋根をかけ、1台分のガレージを確保するタイプ。
道路際にガレージの入り口を配置するこのスタイルって、
フィンランドでは意外と珍しいかもしれません。

通常は道路際に家を配置して、写真奥に見えるような場所に、
ガレージを配置することが多いようです。

物置スペースの奥には物置とし扉を付け、
ガレージスペースは庭側にオープンにして駐車に限定しない。
生活シーンに合わせ、多目的に利用できるようにしている
このガレージのスタイルが、配置や使い方として標準的なようです。
中に入って見ると・・・

天井は通気が採れるように、隙をあけて板を貼っています。
ガレージシャッターは見えないのでオープンスタイルですね。

このスペースは、ガレージも兼用の玄関アプローチ。

これは、写真に写っている家の道路から反対側である隣家の敷地から撮ったものです。
道路と家、ガレージと庭の配置・関わりがよく分かるのではないでしょうか。

そして、オープンなガレージばかりではありません、
このように、オーバースライダーのガレージドア付きのガレージだって、
もちろんありました。
けれど、展示会場のすべてのガレージをチェックしたわけでもなく、
どのくらいの割り合い?とか、正直わかりません。
こして観てみると、ガレージの配置や考え方で、
ガレージの持つ機能も、家での生活シーンも、
変わってくるんだってことを知って貰えたら、条件が違ったとしても場合によっては、
家づくりの参考になることもあるかもしれません。
ちなみに、我が家のガレージの場合は、半分以上が物置スペースとなっていて、
物置スペースにはまだまだ余裕あり過ぎて・・・
当時、こういう北欧のような発想でガレージをつくっていたら、
スペースを無駄にしなかったように思います^^;
今からでもリフォームで窓を付けたとしたら・・・
あそこは、私専用の工房にできるかもな~なんて(笑
過去の、北欧の家のガレージなら。
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