いやあ、なんか今日は寒さが沁みるんだけど。特に足元が・・
それもそのはず。
岩手山を見れば山肌にしっかりと雪がへばり付いてるじゃないですか!
これだったら寒さも沁みるはずだべ。
とか、ぼやくようじゃダメですね。
そんなことを口にしたら、どんなに寒かろうが暑かろうが屋外での作業を強いられるフレーミングスタッフたちに申し訳がないというものです。
これからの冬、人によっては‐10℃だろうと手袋はしないというスタッフもいます。ということは‐10℃に冷え切った住宅パネルや材料に直に手で触れるってことになります。
手、凍らないの?
凍りはしないすけど、とにかくヤバイですよ。ははは。
だったら、手袋したらいいじゃない?
いやあ、、、そうなんですけどね、、
微妙な所を合わせたりする時手袋だとダメなんすよぉ。
感覚鈍るので。鈍感なんすかね(笑
こう言われたら言い返せない。頭が下がるのみ。
そんな彼らが担当する住宅のフレーミング作業は、

今週初め、岩手県北上市にて一日フレーミングを。
(この日は・・・残念ながら行けなかった、、)
そして今日のフレーミング住宅は、

岩手県盛岡市の中心部。
中心部と言えば間口は比較的狭く奥長な土地形状は定番ではあるけど、住宅パネル送りこむクレーンの往復時間が普段よりかかるためか、やはりいつもより今日は時間がかかっている様子です。
でも今日は風がない分救われます。
冬に強い風が入ったりすると・・・寒さの体感はかなりのものですからね。
それでも住宅が完成すれば暖かい家、涼しい家になる。ただその一点。
振り返るとこの夏、盛岡市中心部でフレーミング作業をした時は34℃でした。
フレーミング作業する彼らって、一年45℃以上の温度差がある中で作業しているってことになりますよね。
岩手って、過酷だわぁ。
今日も一日、お疲れ様でした!!
最後に、=無駄な知識ーをぺっこ。
北欧の住宅と岩手の住宅、冬の工事現場の違いを。
まずは次の写真を見てください。

住宅の工事現場周辺にある雪などの状況から、最近作業に入った気配を感じません。なぜ放置されてるのか?何かのトラブルで放置に至ったのか?などと思いながら現場を参考にさせて頂いたわけですが、あとで聞いてみるとびっくりの答えが。
冬は工事しないよ。当たり前でしょ。
みんなそうだよ。寒いのにわざわざ働く奴なんていないよ。
えええ!?
そうなの?じゃあ、冬収入ないじゃんよ。
職人さんたちどうやって食べてるわけさ?
はあ?そんなの決まってるでしょ。
温かいうちに一年分稼ぐだけよ。
じゃあ、職人さんたちは冬どうして過ごしてるわけ?
そりゃあ、暖かい国に旅行行ったりそこで長期に過ごすことだってあるし、
クロカンしたり自宅でのんびり過ごしたりするさ。
冬どのくらい現場を休むの?
・・・半年くらい休むんじゃない?
は、はんとすも!?
というようなものでした。
労働環境に対する指針があるのかどうかもわかりません。いずれ建設現場の職人さんの地位、収入は日本とか岩手に比べたらかなり高いのは確かなようです。
ということは職人さんに限らず、住宅屋も冬は休むってこと。
半年稼いで冬は沖縄でのんびり過ごす。そんな住宅屋が世界にはあるわけです。
さすが、ヨーロッパは違うべ。なお話でした(笑
最高ですねー!
半年休めるかな~!今も半日位しか家にいれないです!((´∀`))ケラケラ
半日もいれたらすばらしいと思います。