岩手の冬に外気温10℃上昇で高断熱住宅の室温は?

 もうすぐ春?

になるのでは・・てなカラダが錯覚に陥りそうになった今日の陽気に、この好機を逃してなるものか!と事務所も自宅でもせっせと雪散らし。これはこれで雪かきと同じく筋肉痛になるってね、何やってんだか(笑

そんな岩手の天候で高断熱住宅の室温はどのうように動いたのか?

気になってチェックしてみると、

岩手県盛岡市 調査住宅

岩手県盛岡市松園の高断熱住宅では、0℃から10℃程上昇したのに対し、室温変動は2~3℃のみ。

ということは、外気温上昇の影響は1℃程でそのほかは日差しと蓄熱ではないかと。

当社の住宅展示場は?と思い観てみると、

岩手の住宅展示場 23-1-12温度

?? このグラフ点のバラツキはもしや!?

やはり!今朝の9時30分以前のデータが途切れていました。。

松園の住宅の温度推移と比較して観ても、ちょうど9時半頃から室温上昇していますので合いますね。
住宅展示場の場合の室温上昇幅は2℃ほど。・・この違いは住宅規模に対する南面窓比率が高いからではないかと。

そして個人的興味で遊んでいる我が家。

興味は赤線の温度のみ。

1月7日の温度はほぼ16℃で一定。
この赤グラフは床下空間の温度。

ここから温度計測の場所を変更。

非暖房スペース2

外気温の影響を受けて温度が上昇しています。

そりゃそうだよね、ここの温度推移はビルトインガレージスペース。
ビルトインガレージはシャッターがオーバースライダーなのでシャッター周りからすきま風が入ってくるので外気の影響を受けやすいわけです。

なぜ、こんな温度をチェックしているかというと、

野菜貯蔵場所を何とか確保できないかと(笑

この結果だけみれば、冬はビルトインガレージ、それ以外の季節は外気の影響受けない床下スペースが妥当そう。だけど、16℃だと温度高過ぎだべ。

次は土間部分を断熱材で囲ってみたら・・何℃になるか、だべね。

最後に、最近気になったニュースを。

省エネ建築が義務になる「住宅の2025問題」…新築でなくても断熱改修は早めがお得?|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

このままいくと住宅ローンの変動金利は「2~3倍」に上昇する 高橋洋一が解説(ニッポン放送) – Yahoo!ニュース

電気代高騰! 電気不要の「蓄熱ラグ」は本当に暖かいのか試してみた – 価格.comマガジン (kakakumag.com)

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2 件のコメント

  • 我が家は、水温26℃の床暖房で、20℃プラスマイナス1℃で保たれています。お天気の良い日は、カーテン開けて蓄熱蓄熱!とお日様頼りです。
    何より、風除室から出入りできる土間収納が8℃前後で保たれていて、野菜、果物保管庫として最高です!
    大型冷蔵庫感覚です。
    風除室と、この収納は、特にはなまる^ – ^です。

    • 温水26℃、20℃前後は理想です。
      それに蓄熱蓄熱!も。

      風除室からの土間収納8℃前後ですかあ♪
      その温度だと確かに優秀な食品庫ですね。羨ましい!です。

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