新築やリフォームで岩手の住宅を外張り100mm断熱できたら

昨日に続き今日も高断熱住宅の一日フレーミングの日。
外に出て晴れわたった空を見て風もなく穏やかそうな一日になりそうだと確信。

穏やかな岩手の朝

通勤途中の岩手山を眺めながら、

 こりゃあきっと岩手の冬で今日は最高のフレーミング日和だべ。

とフレーミング現場での一日をイメージしてしまいしました。

今日は現場には行けなかったけど、

今日の高断熱住宅のフレーミングは岩手県紫波町。

穏やかな一日フレーミング住宅

無事に作業を終えた様子。

今日も一日お疲れさまでした!!

そして、
今日の当社高断熱住宅展示場の温度推移は、

こんな感じ。

今朝の最低外気温 -9℃、最高外気温0.4℃
今日の穏やかな日差しのお陰か辛うじて真冬日を逃れたようですね、これだけでなんかほっとします(笑

室内は、最低室温 17.4℃、最高室温 19.7 上昇幅 2.3℃

盛岡市松園の高断熱住宅の室温上昇幅は 1.9℃

この差は、日射取得熱量の違いではないかなあ、と。
住宅展示場は日射を遮るものはないのに対し、盛岡市松園の住宅では南隣家の日陰が1階窓に一部かかってしまうので。

それから話は変わりますが、先日聴くことのできた話を一つ。

岩手でここまでできる住宅の超高断熱リフォーム

住宅をUa値=0.17まで高断熱化リフォームされたその後は

こちらの施主さん曰く、

断熱リフォーム当時は夕5時に停めていたようですが、ここ最近気温が低いせいか夜8時に暖房を停めているのだとか。

 朝起きて室温20℃を切ったことないですよ。

とのこと。

暖房を切る時点の室温は何℃くらいですか?と訊ねると、22℃くらいとのことでした。

こちらの住宅の超高断熱リフォームは、

岩手の住宅に、外張り100mm断熱を。

上記の断熱技術を応用しています。

ですが、この超高断熱リフォームは総2階だったからここまでできたと言えますね。
それに元々基礎断熱だったことも功を奏しているかと。

これが下屋のあるタイプ(1階の床面積が2階床面積より大きい)だと難易度はかなり高くなります。というか、Ua値0.17は現在のうちのレベルでは難しいです。それに気密性能を高いレベルに持ち上げることも難しいかな。

断熱リフォームで住宅を超高断熱化したい方は、元々の住宅の造りによって費用も実現可能な性能も変わってきますのでそのことに留意しておかれるとよいかと思います。

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