ついこの間の出来事のようにも思えるあの3.11、あの日から経過した時間だけは12年も経ってしまったなんてこの不思議な感覚はどう表現したいいのでしょうね。
震災後の状況を書いたものの、投稿できずに下書きのままになっているものがありそれを投稿しようかと12年ぶりに読み返したら・・・やはり止めとこうという気分になってしまいました。震災3日後に撮った被災地の写真もあるけど未だ使える気がしないです。
当時の投稿で震災二日前、
忘れてたけど確かにこういうことあったなあ。
と思い出した記事。
このときの地震は前触れだったのでしょうね。
そしてこの二日前の7日にはスタッフ全員で震災が起こった場合の対処について
通信ができなかった場合の集合場所とかユニック車発電機等の扱いなど共有したばかりだったのです。
このことは震災後に一号から、
地震があった時の決め事をしておこうなんて急に言い出したからですよ。
と言われた言葉は今でも忘れられないですね。
震災時の話はここまでにして今日はせっかくなので、
当時施主さん方にアンケートをお願いしご協力いただいた内容を簡単にまとめたセミナーデータから一部紹介しようと思います。
地震による家の被害は?

このアンケート結果で不思議だと思ったのが、漆喰仕上げの外壁の割れ等の被害が1軒もなかったこと。
この結果から、
①耐力面材でもある下地板を使っている
②その下地板を継ぎ目等外壁面全体に強度のあるヨーロッパのグラスファイバーメッシュを伏せ込んでいる
この②が大きいのではないかと。
停電時、暖房はどうだったのか。

このなかで当時はわかっていなかったことで、
「換気システムが稼働しなかったので、室温が2℃上昇した報告も」
これは換気システムも確かにあるのですが、浴室換気も稼働しない、レンジフードも稼働しないのでこの二つの換気による熱ロスがなかったからというのが大きかったのだと今なら思います。
良かった、役立ったものたち

今日アンケートを読み返していてここに一つ不足しているものがあることに気付きました。
それは、反射式石油ストーブですね。
暖もとれるしお湯も沸かせて便利だったという内容です。
停電で困ったこと

タンクレストイレは停電時のリスク。
この後2~3年は必ず一つはタンク式になったものですが、今ではほとんど気にしなくなっているような、、
最悪、バケツに溜めておけばいいことではありますが。
12年前の震災時アンケート報告は以上です。
またきますよね~!
用心に越したことはないですね。