ポツンと一軒家に施主さんちの乳牛写真&良質な生乳へのこだわり

8月に完成住宅見学会を開催した岩手県滝沢市の「ウォーターフロントの家」を憶えてますか?

なぜか、ポツンと一軒家のテレビ番組に、その牧場の牛さんたちが登場!

ポツンと一軒家に使用された写真の画像

提供:大共ホーム と左上に。
これだけ観たら、番組提供かと思ってしまうかもしれませんけど・・いないかそのような人(笑

見学会の際、施主さんのご厚意で、完成した住宅を見学して頂く流れで牛舎見学もさせていただくことに。
その下打合せで広報担当スタッフと牛舎見学した時に撮った写真をスタッフがブログに投稿。

そしたら、1か月以上前かな、電話を取ったスタッフが、

 テレビのポツンと一軒家から電話があり、写真を使わせてもらってもよいか確認を取りたいとのことです。

と。その時は何の写真を使いたいの?うちにポツンと一軒家に絡みそうなものあったっけ?妄想だけが拡がり、何度か電話のやり取りしてるうちに、スタッフブログの牛舎の乳牛の写真だということがわかったのです。

 何で牛さんの写真を?

と思いますよね。
スタッフが聴いた所によると、北海道の牧場を取材したのでその番組内で使わせてもらうかもしれないので取り急ぎ承諾だけは得たいとのこと。

番組で使うか使わないかわからないけど、準備だけはしておくということ?それにしても取材時に写真を撮り忘れたとしても実際の写真を後入手することってできるだろうに。不思議だなあと思っていました。

写真の牛さんのオーナーである施主さんの了解も得て、承諾していたのです。

放送日は昨日11月3日。

だけど、私が確認したのは今朝。リアル放送時はスタッフと焼き鳥中でしたので(笑

番組を観て、なるほど~そういうことだったわけね、と納得。

ポツンと一軒家の取材先が元牧場で、ほんの数週間前まで牛を飼っていた。そのシーンのイメージとして使いたかったのです。そりゃそうだよね、毎日の仕事をわざわざ写真に撮る人はいないですから。私が歯磨きの写真を撮ろうなんて思わないのと一緒だもの。

という流れだったわけです。

そこで牛舎見学とか、たくさんのご配慮いただいた施主さんですが、どのような方なのかがわかる記事を紹介します。

これから畜産業を担う岩手の酪農家の画像

普段お名前は出さないのですが、快諾いただけたので記事をそのまま紹介しますね。

この記事、施主である齋藤さんのマニアックな性分がよくわかる記事です。

数字で見る良質な生乳 – 酪農家の品質へのこだわり

以前、月に2回行われるという乳質検査の成績表を見せてもらったことがあります。一つひとつの検査項目を熱く説明してくれたのですが、意外に項目が多いことに驚きその時は頭に入りきりませんでしたので、ここで改めてAIさんの力を借りて整理しておきたいと思います。

記事からも齋藤牧場が優れた牧場であることがわかります。

なぜ品質指標が重要なのか?

私たちが毎日飲む牛乳。その品質は様々な数値によって厳密に管理されているとのことです。実際の検査項目はもっと多いのですが、記事にあるように特に重要な4つの指標についてを理解していただけたらと。

1. 乳脂肪率:3.85%
生乳中の脂肪分の割合を示す基本的な指標です。一般的な基準値は3.5%~4.5%とされており、齋藤牧場の3.85%という数値は、この標準的な範囲内の良好な値です。この数値からは、乳牛の栄養管理が適切に行われ、餌の内容やバランスが良好であることがわかります。

2. 無脂乳固形分率:8.76%
生乳から脂肪分を除いた固形成分(タンパク質、乳糖、ミネラルなど)の割合を示します。8.5%以上が望ましいとされる中、8.76%という数値は基準を上回る優れた値です。この数値は、乳牛の栄養バランスが良好で、飼料設計が適切であることを示しています。

3. 細菌数:4千個/ml
生乳の衛生状態を示す重要な指標です。基準値の5万個/ml以下を大きく下回る4千個/mlという数値は、搾乳から保管に至るまでの徹底した衛生管理を示しています。

4. 体細胞数:86千個/ml(8.6万個/ml)
乳牛の健康状態を反映する指標です。20万個/ml以下が望ましいとされており、86千個/mlという数値は乳牛の健康管理が適切に行われていることを示しています。

総合的な品質の高さ

これらの数値を総合的に見ると、齋藤牧場では以下のような取り組みが徹底されていることがわかる。

  • 適切な飼料管理
  • 徹底した衛生管理
  • 丁寧な乳牛の健康管理
  • 適切な搾乳・保管プロセス

このような総合的な品質の高さが評価され、齋藤牧場は2023年度岩手県乳質改善大賞を受賞しています。

私たちが何気なく飲んでいる牛乳の裏には、このような緻密な品質管理がされているわけです。数値で見る品質指標は、齋藤さんはじめ酪農家の皆さんの日々の努力と真摯な取り組みがあるということですよね。

私たちの家づくりでも見習わないといけません。

牛舎見学では見学者の方全員に、ごちそうしてくれたこの高品質な生乳。

牛舎見学でごちそうになった絞りたてミルクの画像

今さらですが、これら乳脂肪率、無脂乳固形分率、体細胞数、体細胞数など、これらの品質の良さを知ってからごちそうになったらまた一段と格別さが増したかもしれません。

これからも、安全で良質な牛乳を提供し続けてくれる齋藤さんご夫婦と酪農家の皆さんに、感謝の気持ちを持って牛乳を飲みたいものですね。

最後に、健康状態良好なシーンを紹介して終わります(笑

 

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