高断熱サッシの断熱性能試験準備風景

見えない性能領域の良し悪しは数値化できるなら数値化できた方が良い。
それがJIS規格等で統一された測定方法でできるならそれが一番いい。

てことでサッシの性能試験を受けることにしたのが4年前。

サッシ性能試験
でも地方の岩手の一工務店がここまでやるって普通じゃないべ。

とは思っていても、時にはやらなきゃならないこともあるわけです(笑

試験費用、試験体等の製作費用、試験場までの運搬費、出張費まで入れたら・・ね。結構な金額だもの。
ハンデを感じたのは北海道に会社や支店があれば試験料は半額だけど、道外の会社はまるっと負担しなければならないこと。

じゃあ、関東方面はどうかと言えば同じようなもの。
北総研は道立だから地元にある会社を応援するためもあるので半額で優遇されるしくみなだけ。

もし岩手に岩総研(岩手寒冷地住宅総合研究所)みたいなものがあり、建材試験センターがあったらきっと試験料は半額で済んだのかなとも思いますね。運搬費なし、出張費なし、となるので試験費用は1/3位まで圧縮できる計算になるのではないかと。

それだけ地方に居ながらにして技術開発などしようものなら都市部より費用負担は大きくなるという開発格差。これってやはり痛いですよ。

とまあ、ないものねだりしても始まりませんけどね、

高断熱サッシの断熱性能試験

先日はサッシの水密・耐風圧試験動画を紹介しました。
ほんとうはメインの断熱性能試験も動画で紹介できればいいのですが、なんせ断熱性能試験中は何も観ることができません。

そこで今日は、断熱性能試験に向けての準備作業を紹介しようと思います。
つまらないかもしれませんが、こんなことするんだ~程度で観て頂ければと。

断熱材でできたサッシを納める壁を据え付けるまでの動画です。
この断熱の壁を普通は地元業者さんに外注するのが一般的なようですが、訊けばその費用はバカ高かい。

 それなら、自社で何とかします!

てことでうちの工場で作って持ち込んだもの(笑
うちのスタッフなら難しい作業ではありませんからね、
お陰で運賃含めても半分程でできたかと。

この動画の後にサッシを取付けるのですが、それはまたの機会にということで。

2 件のコメント

    • みみたこさんにそう言って頂けるとうれしいですね。
      先日も業者は決まっているのでサッシだけ売ってくれないかと来社された方がいらっしゃたようですね。丁寧にお断りさせていただいたとのことでしたが。
      売るのは良いとして、取り付け方法やメンテをどうするかの問題もありまして・・

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