1月17日((金) 床敷き終えたとのこで、事務所から車で5分の場所なので現場確認に足を運んだのは18日の午前、現場では外部足場の組立作業中でした。

こちらの施主さんは以前県外に住まわれてた方で、
日本の家はなぜこんなに寒いのか?
疑問に思っていて、その頃からこのブログを知ってて下さったとの嬉しいお話をいただいていました。そんなご縁もあり、やはり進捗など私も気になってしまいます。
そして今日、いよいよ迎えた一日フレーミングの日。
岩手の超高断熱住宅「無暖房の家シリーズ」の平屋
作業前の段取り等を終えた
AM7:41 一日フレーミングスタートです。

この一日フレーミングスタート時点では、私はまだ現場には居れず。現場に入ったのが8時過ぎだったかな。
そして撮った動画が、
折角なので、今日のフレーミングスタッフの元気を➕裏方写真挿入で笑 pic.twitter.com/IEkk66ecL4
— oyakata (@ooyakata11) January 20, 2025
今日投稿したリール動画にたまたま工場に行った時、製作済みの壁パネルを撮った一枚を途中挿入。
ちょうどタイミング良くその一枚の壁パネルの設置作業してたので(笑
その後私は約束があったので、現場を後に。
打合せ終えて、再び現場に足を運んでみると、

なんと、屋根の垂木パネル設置まで終えてるではないですか!?
奥では屋根合板を持ち上げている最中です。
お天気と久しぶりに動きやすい陽気に恵まれたせいかもしれませんね。
だって朝と同じ装いだと汗だくになるほど昼は暑かったですから。
昼を挟んでもう一度現場へ足を運んでみると・・
屋根合板張りも終了する気配でした。
そこで今日はここまでの作業動画に時刻を入れてみたのでそれを。
事務所から5分程の今日のフレーミング現場
合間合間だけど作業を時系列で今日も一日、
お疲れさまでした! pic.twitter.com/Zvm0qJH2Qf— oyakata (@ooyakata11) January 20, 2025
大きなテラス窓を保護するために貼ってあった合板の貼り方が同じなので、工場で撮った写真は「この壁パネルだ!」とわかります。正直、この保護のために貼っている合板は合板の端材を有効利用してるので、同じような形状で貼られることはないからわかるのです。
そして今日の最後に、
無暖房の家シリーズの窓を支える窓周囲の膨張テープの機能
動画冒頭の形状が制約なく膨張し切った場合の形状なのですが、実際に施工させる場面でも施工し家が完成した後でもこの形状を観ることはできません。なので、この動画を想像しながら現場で観ていただければと。
施主さん向け
やっと形となった家を観ても、窓周囲の黒いものの正体が何なのか・・?
よく分からないと思うので裏方作業も含め紹介 pic.twitter.com/WPVdWFOLPS— oyakata (@ooyakata11) January 20, 2025
若干補足すると、
窓周囲の高気密性
サッシ枠の厚さと膨張テープの幅を揃えてあります。そのため、膨張圧でしっかりと密着して気密化されるしくみです。
窓周囲の防水性
膨張し切った時の形状、厚さが異なっています。これは左の厚い側が室内側になり、薄い方が屋外側になります。これを15mm相当の同じ厚さまで圧縮すると左側の密度が高くなり、この左右の密度の違いで防水機能を持つしくみです。このシリーズのスペックではこのテープの部分が3次防水となっていますね。
窓周囲の耐久性
当社の場合、3次防水層としていますが、この素材、ヨーロッパでは窓交換などの際、このテープをそのまま外気に露出したままでも使えるのです。それだけ耐紫外線、耐劣化性能が高い素材なのです。
そして、当面先の話ではありますが、ドイツのように40年位で窓を交換する際には、剥がれるしテープ単体でサッシとも分離するので、もっとも窓交換を容易(安価)にしてくれる素材でもあるのです。
日本もいつか、
じいちゃんが建てたこの家って、そろそろ40年だよね、
確か、窓が簡単に交換できるしくみだって言ってたし、
そろそろ40年経つし、窓の交換時期かな?
なんて会話が普通に交わされる時代になるといいですね。
細部まで~凄いです!
小さなことの積み重ねしか思いつきません。
お世話になっております。
行くことができなかったフレーミング。仕事終わりに現場にいくと、突如現れた家の姿に胸が熱くなりました。
気密・暖房もすごいけれど、40年後の窓交換まで考えられているとは…。
当初は悩みましたが、様々な気候変動を思うと無暖房の家にして良かったと思います。
こちらこそお世話になっております。
フレーミング動画全工程ではないですけど、お渡しできるように整理しておきますね。
それからプチテストさせていただきたいことがありまして・・・
今度打合せに来られる時にでもお話させてください。