家づくり教室テーマ「妥協しないためのコストダウン」

家づくり教室 :妥協しないコストダウンの画像

一昨日まで続いた黄砂。
一昨日などは目にかゆみというよりは軽い痛みを感じるような日でしたが、昨日は岩手山がはっきり見えるほど澄み渡った空気に、これだったら家づくり教室は出かけやすいかも?とイメージして開催した家づくり教室でした。

家づくり教室 :妥協しないコストダウンの画像

テーマは、「妥協しないためのコストダウン」

住宅建築コストは2021年のウッドショックから始まり上がり続けています。それとは逆に建築される住宅の床面積は年々縮小し続けています。面積を縮小することは手っ取り早い手段ですから無駄なスペースをそぎ落とすのは良いと思うのですが、断熱グレードを下げ、窓を減らし、床のグレードを下げたりするのは、私としてはちょっと・・という感じなのです。

そこでコストダウンに関する選択肢を増やしてあげられたら・・・と思い、今回のテーマとなった次第です。

注文住宅業界側からのコストダウンの考え方

家を施工する住宅業界側から考えるコストの内訳や坪単価の下げ方などをお伝えしました。この部分はちょっと分かり辛い点もあったかもしれません。良い手法だと思えない部分もあるのでその辺をお伝えしたかったのですが。。
その他、

・面積以外で建築費を左右するもの
・欧米の住宅と日本の間取りの考え方
・面積が増えてコストが下がる事例

などのお話をさせていただいた後、いよいよ家に対する考え方を変えることで、家の建築コストを下げる内容についてでしら。正直伝わるかどうか・・私の中では半信半疑な部分もありました。そしていつもながら滑舌悪く聴き辛かったでしょうしね。でも、終了後のアンケートを見ると、なんと「わかりやすかった」と。これだけで一日が報われた気分になれるから不思議なものです。

100年200年暮らす欧米の住宅の間取り

100年や200年暮らすのは当たり前と考える欧米の家と日本の家は何が違うのか。日本の間取りは収納を間取りに組込んで設計されるのが一般的なのに対し、欧米は部屋としての収納はあるけれど、家具的な機能の収納は間取りに組み入れないのが一般的。その方がコストはかからないし可変性も得られると、そんな話をお伝えしました。

考え方、発想の転換で住宅建築費を下げる

断熱グレードを諦めざる負えないような場合なら、私ならこういう考え方を採る!とかね、過去の実体験を基に、コストオーバーさせないための親方的発想法のいくつかを伝授。あとは参加者の方々それぞれの状況や考え方に応じて、採り入れるか否かの判断されれば良いかと。

セミナー休憩時には、ちょっとした楽しみを

ご褒美のケーキの画像

セミナーではコーヒーなりお好みで飲み物が出ます。そして休憩時にはなんとショートケーキが登場します。これは、せっかくの休日なのに朝から出かける準備をしてガソリンと時間をかけて足を運んでくださった参加者への心ばかりの気持ちとしてです。

家づくり教室中の子どもたちの画像
食べる楽しみもそうだけれど、食べる前に選ぶ楽しみもあった方が良いよね、てことで、今では種類豊富に用意されているようです。というのも私が買っているわけでもありませんから、いつもセミナー後に残っている7~8個の色とりどりのショートケーキの種類から想像できてしまいます。

なぜ7,8個も残るのかというと、
セミナー会場とか資料の準備をしてくれたスタッフさんたちへのご褒美ですね。

種類豊富なお陰で、食べる楽しみ+選ぶ楽しみも増えたのではないかと。と同時にスタッフとっても選ぶ楽しみが増えたということになるでしょうね。
お子さんたちがここに来る楽しみの一つになってくれたら・・・それだけで嬉しいかな。

当社の場合、他の会社さんで見かけるような1万円進呈とか2万円進呈とか金銭的なものは見学会においても何もありません。セミナーで出るケーキがMAXです(笑

これから家を建てるご家族にとって必要だと思う体験や情報しかありません。そこで得られる体験や情報に、「来てよかった!」と感じられる価値をどう伝えたら・・といつももがいています。もし価値を感じられないとしたら、私たちの精進不足でしかありませんから。

またお会いできるのを楽しみにしています。
今回はご参加ありがとうございました!