現在、施主の皆さんから協力いただいているリアルな暮らしの温湿度ももう終盤。
今後は暖房費等のデータを頂戴し、暮らしと暖房費との関係など取りまとめる予定なのですが・・・
暖房運転停止時の高断熱住宅の温度推移
今日の昼、リアル温度担当スタッフから、
24日月曜から暖房停めてるとのことですよ
となれば、温度推移も観なくてはということでチェック。
ここでチェックしながら・・図図しくも、
そうだよ、暖房停めた日も知りたいよねと(笑
今日昼過ぎチェック時(24h)の温度推移は以下のグラフで。

こういう時に私が観るのは、
➀外気温の落差と室温の落差
➁外気温が上昇に入る前と室温が上昇する前の時間差
ですね。特に今日は陽射しがなかったので、結構貴重なデータかもしれません。
そして昨日から気になっていること。
つい最近まで雪だったものが、雨に変わった場面での
降雨時に於ける高断熱住宅断熱層内温度湿度
昨日は朝から昼前まで雨だったので拾っておいてあったものを。
3月26日 am8:45 断熱層内温度湿度 降雨時

このような場合は、主に外気温湿度と外張り断熱層内外側をチェックします。
外気 10.5℃ 湿度58%
外断熱11.4℃ 湿度58%
温度・湿度共に、外断熱層外側の方が高い。
3月26日 pm1:00 断熱層内温度湿度

外張り断熱層外側が、温度湿度共に高くなっています。
3月26日 pm5:12 断熱層内温度湿度

ちょっと不思議な気分になります。
そして今日、午後からは久しぶりの激しい雷雨に。
3月27日 pm6:30 断熱層内温度湿度

結構な雨降りだったし、この時点でも降雨中!
でも外気湿度60%なのです。
ちなみに、昨年の7月3日の断熱層内の温湿度を紹介すると、

季節によって雨が与える湿度への影響の違いがあるのです。
付加断熱と言われる外張り断熱は最早当たり前の時代へと入った今、昔に言われた壁内結露は余程のことがない限り発生する要因はないのです。
ところが、冬は良いとして、じゃあ夏は?となると・・
私の中ではまだ見えず疑問が残ったままなのです。
基準値になるかわからないけれど、拾っておけばもしかしたら使える時もあるかもしれない程度のデータですが・・
データなくして改善はあり得ませんからね、ぼちぼちと…ですかね(笑
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