私がアメリカで教えられたことで、
アメリカ人は家を買う時は『ビューを買うんですよ』というのがある。

窓の配置やデザインする場合、一般的に方位を優先する日本に対し、
何が見えるかを窓の配置デザインでは優先されるとのこと。
なので、北に見たい景色があればその景色を見るために大きな窓を採る。
一窓くらいなら日本でもよくあることだが、そんなものじゃなく圧巻なほどなのが、
私には衝撃的だった。

私が窓フェチなのはそんな影響もあったからだと今更のように思う。
ほんの少し前なら、大きな窓なんて寒いし結露しても困るし・・・
なんて考えてしまうものだったから、
より断熱性能のいい窓をと海外に求め直接探して輸入するに至った。
20数年経った我が家のカナダから輸入した木製のトリプルサッシも
未だに寒さを全く感じさせない。
(性能は幾分落ちたような気もするけど・・・)

このドイツの窓には防犯や断熱性能追い続けてきた長い歴史がある。
スペックの一つひとつに理由があり、採用して10年近くになるが、
今頃になって思い知らされることも多い。
その度に知ったつもりでいただけだった未熟な自分を思い知る。
ほんと奥が深い。

もう数か月もすれば窓の向こうの緑は真っ白に染まる。
寒さから暑さから、守られながら窓の景色を愛でる人生って、
とっても幸せなことだと思っているのは私だけかもしれませんが、
私は大好きです(笑
窓で得られる知らない世界があることを、ぜひ知ってほしいですね
お前はなに屋だって言われそうですが・・・^^;
岩手の注文住宅なら。
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