クリプトンガス

北欧住宅でペアガラス、トリプルガラスは当たり前。
日本でもペアガラスが普及。
寒冷地では次世代省エネ基準の登場で、
ペアガラスにLow-Eガラス、中空層にアルゴンガスは
珍しくなくなりました。

というようなようなことを、今日お会いした
施主Aさんとお茶を飲みながら話をした。
Aさんは、13年前お世話になった方。
Aさん宅のサッシはLow-E、アルゴンガス入りを採用している。

Aさん「当時はほとんど他所では聞かなかったですよね。
    最近やっと周りが追いついてきたって感じですかねぇ」

この言葉を聞いた時、私は妙に嬉しくなりました。
当時もそうですが、今でも私は10年後くらい先でも通用する
家を建てたいと思っている。
(30年後など考えるの私では到底ムリですから;)

小冊子「こんな家が建てたい!」でも同じく書いているし、
何十年後かに評価されるものを持った家づくりをしたい、
とも書いている。

13年前など、当時は自分が13年後にどんなことを考え、
どんな家を創ろうとするのかなど到底想像もできなかった。
それが今、すでに住み続けた後の評価を受ける歳に
なってしまっていたんです(汗)

Aさんの言葉で嬉しいのと、もうそんな歳になっている
自分に気付かされ、妙な緊張感を湧き起こしてくれた。
そんな元気をいただいた今日のAさんに感謝!

前置きはこれくらいにして、今日の本題。

これからの高断熱サッシは、

アルゴンガスに代わって、クリプトンガスに注目!

北欧の断熱サッシでは断熱性能を上げるため、
このクリプトンガスが複層ガラスの中空層に採用されています。

クリプトンガス
丸いマークの上部に薄っすらと、”Krypton”文字。

日本のガラスメーカーでも採用していますが、
まだマニアック領域でしょうか^^;

クリプトンガスの熱伝導率はアルゴンガスの約半分

現在、電球などには熱ロスをなくすために多く使われています。

あ、言っておきますが、ガスの伝導率が半分だからといって
サッシの熱損失が半分にはなりません。
中空層の性能はサッシ全体の性能の一部でしかありませんから^^;

歳はとりましたが、
十年位先の電波を拾えるアンテナは持ち続けたい。。;

  性能例はこちらで見れます→<旭硝子のホームページ>

クリプトンガス入りトリプルガラスのドイツサッシで建てる高気密高断熱の住宅メーカーなら。

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