住宅取得等資金の贈与税の非課税特例は今年で終了!だけど慎重に・・

住宅取得等資金の非課税特例

kamaです。

 

お家を建てる際に、両親や祖父母から住宅資金の援助を受ける方は、「住宅取得等資金の非課税贈与の特例」を利用されています。

 

これは直系尊属から贈与される住宅取得資金(最大1000万円まで)に贈与税がかからないというものですが、この特例は❝今年の12月31日で終了予定❞ですので、今年がそのラストチャンスです(._.)

 

ちなみにこの制度を利用する際には、資金援助をしてくれる方の遺産を相続される予定の方(ご兄弟等)に、事前に贈与を受ける事を伝えておいた方が良いかもしれません。

 

相続時に揉める可能性があるからです(‘_’)

 

 

例えば私の父が、私に秘密で、私の姉に1000万円の住宅資金贈与をしていた場合、父が亡くなり相続が発生した場合に、兄弟間での相続分の割合は、私と姉と半々になるため(2人兄弟の場合)、秘密に贈与されていたことが発覚した場合、私は、「姉は1000万円生前に贈与を受けていたんだから、今回は自分がその分、姉よりも多く相続したい!」となり、不機嫌になります・・。

 

ちなみに姉がもらったこの1000万円は「遺産の前渡し扱い」となり、私は相続の際に無事1000万円分、姉よりも多く相続することが可能です☺

 

ただこれは私が必要としている分の遺産が残っていた場合の話なので、もし遺産が残っていなければ、やはり揉めてしまう可能性があります。

 

相続で揉めたくないので、事前に相続人予定の方には報告し、了承的なものはとっておきたいところです。

 

今回の住宅資金の贈与に限らず、土地の贈与を受ける場合でも、他に相続人予定の方がいる場合には、相続の際に揉めないよう、事前に協議しておいた方が良いと思います。

 

支援を受けたばかりに、相続後に出費しなくてはいけなくなるのは大変ですから☹

 

 

 

 

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