ドレーキップ窓用カーテンブラインド

北欧やらの出張先ホテルでよく見かけるドレーキップ窓。
当社が輸入するほとんどの窓もドレーキップという、
内開き+内倒しの二つ開閉ができるタイプの窓になります。

このドレーキップという窓は、
これからの窓に必要と思える機能を備えていると思います。
ですが残念なことに、この窓に相応しい周辺素材が日本にはありません。

ヨーロッパにはあるドレーキップ窓用スクリーン

もう何年も輸入しているのに・・・
カーテンは未だ日本スタイルしかない?
ということをずっともどかしく感じていたわけです。

ドレーキップ窓のカーテンブラインド(1)の画像

シャッターとまでは行かずとも、
ドイツのホテルで見たこのスクリーンはいつか使えるようになりたい、
特に風を採り込みたい高窓には理想だから。

日本の住宅にだってドレーキップ窓用スクリーンを

これまでは憧れているだけだったのが、今回は一歩踏み出し、
試作品を事務所にてお披露目するところまでたどり着きました。

そんなことで今日は、
その試作したばかりのドレーキップ窓用スクリーンを^^

まず日本の窓のカーテン、スクリーン、ブラインドは、
一般にレールなど壁に据付けそれでカーテンを支持するしくみ。

ですが、私が求めたのはそうじゃない。
サッシ自体もしくはサッシの建具自体に据えるカーテンやブラインド。

ドレーキップ窓のカーテンブラインド(2)の画像

これがその試作品。
スクリーンは上下のバー共にスライド。
建具についているからスクリーンも一体で開閉されるので通風を遮りません。

ここで一つの質問。
冒頭のドイツホテルのスクリーンとこの試作品では、
取付に微妙な違いがあるのがわかるでしょうか?

ドイツのは窓建具框(枠)にスクリーンが重なるように取付けてありますが、
今回の試作ではあくまで建具框に被らせず内側に納めています。
ガラス面に合せた方が視覚的にもすっきりしますからね。

このメリットは、
まずは通気の最大化ができること。
次にカーテンやスクリーンを開けてから窓の開閉をしなければならない
という2ステップの作業が必要なのが1ステップで済むこと。

機能重視、操作性重視、見た目シンプル重視の方にはおススメかな。
一部もう少し工夫は必要ですが、、、
できるだけ早く皆さんが使えるようにしたいと思います^^

ドレーキップ窓の便利な仕組み以上にすぐれたポイントもチェックしてみてください。

 

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