窓が変える岩手の住宅

今週末は岩手県盛岡市にて、住宅の完成見学会(予約制)を開催します。

岩手の住宅に高断熱サッシを。

岩手県盛岡市の今朝の最低気温は4℃でした。
でしょうね、
というのも今朝一番、我が家の窓ガラス中央部に逆型結露を発見してしまったので^^;

逆型結露と言うのは、寒くなると結露って普通は窓の室内側で起こるものですが、
今朝のようにこの時期キュッと冷え込んだ朝に窓ガラスの外側に起こる結露です。
外側の結露ですからね、何の支障もありません。

むしろ、室内の暖かさが外に逃げず屋外側のガラス面だけが外気温の影響で冷やされ起こる、
断熱性の高いトリプルガラスだから見ることのできる現象で、
もうそういう時期なんだあって、
毎年この時期、季節の変化を楽しませてもらっているのですよ(笑

明日の最低気温は、今日よりもっと冷え込んで2℃予報ですからね、
明日もきっと見られるのではないかと^^

先進国の中で最も遅れてきた日本の窓の断熱性能。
今やお隣の国々の岩手県と同レベルの冬の寒さを持つ地域と比較しても窓性能は低い。
なぜ、日本の窓・岩手の窓はこうなってしまったのか、
なんて話は別の機会にということにして、

いずれ、住宅で窓が一番冷える。

壁の断熱をどんなに分厚くしようとも、窓を変えずに窓の冷えは変わらない、
窓から足元に流れ込む冷気の河も止められない。

ペアガラスの断熱サッシなら、ぺっこ断熱を高めた壁と比較したら、
単位面積当たり10倍も冷やされ熱を逃がしているってことを、
どれだけの人が知っているのでしょう?

住宅全体の断熱性能値だけを追い求めるだけなら、10倍も冷える窓面積を小さくすればいい。
窓の数を減らし、窓の大きさを小さくするだけで性能は上がるわけだから。
性能だけを求め、暗くて閉鎖的な住宅って・・・要るんだべか?
そんな断熱性能に意味はない。

もっと、暖かい窓があったら・・・

窓でこんなに暮らし方が変わるんだ、と思い知らされたのは32年前。
あの時以来ずっと、冬の厳しい岩手でも暖かく暮らせる窓を、
日本にないなら海外からでも・・・
と、ずっと探し求めているかもしれません。
変態ですね^^;

今現在の窓でも、外壁の断熱レベルの3倍から4倍の熱は逃がすレベルではあるけど、
体感的には窓からの冷えをほぼ感じないレベルにまではなっています。
現在の窓が岩手の住宅のために目指すベストではないかもしれないけど、
現在できるベストではあります。。

今の私たちができるベストな暖かい窓を、ぜひ五感で感じてみてください。
諦めていたかもしれない岩手の寒さや窓の冷えを変えられるんだってこと、
見学会の住宅で見つけてもらえたらうれしいですね^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です