昨日はSさんのご厚意で、久しぶりにスタッフと憧れの時間を過ごす。

時期的に覚悟していたのだけど、それほど寒くなく穏やかなクルージングを堪能。

午前中は日差しもないけど、風もなし。。思いっきりべたなぎです。
これはこれでこの漂流感というか浮遊感が何ともたまりません(笑

波がなければ、こんな幻想的なシーンも。

光りの道。
流れる時間があることを知ったのは26年前、初めての海外初めてのアメリカ。
こんな時間を持てるアメリカって何なんだ!?
それが私にとっての一番の衝撃だったことを思い出す。
私が体験した流れる時間は、海外でしか得られないものとばかりずっと思っていたけど、
日本でも可能だということを数年前に知り、以後、
可能な限りスタッフたちと流れる時間を共有するようにしている。
先日の出張の最終日の予備時間、私はホテルの屋上にいた。
それはスタッフたちは買い物に走ったが、それより流れる時間をゆっくり過ごしたかったから。




星や太陽も、停まっているようにしか思えないが常に動いている。
視界の中のヨットもまた、
遠くから見ていると停まっているかのように見えるが、よく見るとゆっくりと動いている。
このスローな視界と時間がいい。
忙しい暮らしの合間に、ほんの小さな時間を添えられたらいい、
そう、コーヒーカップから上がる揺らぎを感じるだけの時間。
その場所をつくるのも、私たちの仕事なのかもしれない。
岩手のハウスメーカーなら。
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