一昨日は一日フレーミングの日。
なのに、私は午前の健康診断から始まり、終日病院にお世話になりっ放しの一日。
ですが、診断機器の進化を観ていただけでも楽しい一日だったかもしれません。

最近では一昨日は穏やかなお天気だったのかな?
まずは無事の終了、お疲れ様でした!
徐々に進めている過去のビデオテープのデジタル化の中に、
過去の住宅フレーミングのチャレンジビデオがあったのでその内容についてプチ紹介を^^;
時は22年前(笑
これはアメリカでやっていた工期・工程に少しでも近づけるには?
をテーマに、半年ほど計画した上でのフレーミングプロジェクトでした。

組み立て作業は朝8時スタート。
そう、あの日は雪が一日中ちらついていました。

現在では、輸入サッシの場合は工場でパネルに据付済みですが、
この時のプロジェクトはあくまで現場での作業性を追求するのが目的だったので、
サッシは壁パネルを建て込んだ後に、現場で追っかけ据え付けます。

午後2時には屋根の野地合板も終了。
22年前なのに、現在平均の午後4時終了と比べても2時間も早いです(笑
今より早い?昔に比べて施工スピードが後退してる?
と思うかもしれませんが、このプロジェクトのみの仕掛けが屋根組みに隠されています^^

午後5時には屋根工事まで終了。
作業時間は残業なしで8時間と決め、すべて記録するために、
ビデオカメラは屋外2台、屋内1台で終日記録。
最終的には完成仕上げまでを記録しているので、ビデオテープの収録時間もすごい。
そんなわけで、すべてをデジタル化するのは諦めました(笑
不思議なもので、このプロジェクトで得た一番大きなものは、
記録でも技術でも工程でもなかった。
私たちが得た一番おおきなもの、それは自信だったかと。
やったことがない未体験の領域は、誰でも
ムリムリ、そんなことできるわけがない!
と拒絶する。
だから、このプロジェクトは拒絶から始まったプロジェクトと言える。
それが以前だったら、できないと諦めていたものが、
誰もが、
やってやれないことはないべ。
そうだ、やるべえ!
皆から、そんな可能性を拓く言葉が出るようになったことが記憶に残る。
私たちならできる。
その体験こそが人を育てるんだ、と認識させられた22年前のプロジェクトでした。
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