I型ビーム入荷。

この度、当社工場にI型ビーム(TJIとも言うが)が入荷。

住宅床構造用TJI&I型ビーム

これは床用の構造材の一つ。
一般にツーバイフォー工法の床は、2×8~2×10材を使用する。
当社では2×10材が普通だが、ツーバイ材の場合
大きな空間を確保しようとすれば、床を支える骨組みの間隔を狭くするか、
2本を併せて強度を増すことが普通。

この場合、構造材自体の自重もあるので2本併せたからと言って
強度が2倍になるわけではない。
その自重を減らし且つ強度を上げたものがこのI型ビームなのだ。

このI型ビームは住宅の設計により大きな空間のある間取りや
2階の荷重がかかる特殊なケースで使用することが多い。
当社では古くは18年前から、数年に一軒ほどの割合で採用されてきた。
身近なところでは、当社事務所(15年前)の床にも採用されている。

現在、北米ではごく当たり前なんですけどね。
日本で普及しないのは、北米のように大きな部屋は少数であること。
そして、素材自体のコストはやはり高めということが理由でしょうか。

ところが住宅仕様が変わってくれば、素材コストを吸収できる部分もあり
採用してみたいと思っている。現在の気がかりは工場でのパネル化に
どの程度手間がかかるかってことでしょうか。

あらゆる面で住宅性能を向上させ、
できるだけコストを吸収する知恵と作業を惜しまない。
そうしたら・・・
住宅と一緒に私たち自身もぺっこは進化できるべがね^^;

I型ビームを採用した強度に優れたつーバーフォー住宅メーカーなら

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