目に止まった業界紙の表紙。
仮設住宅に2階建て仕様を導入、とか。
東日本震災後当社でも4タイプの間取りの仮設住宅を建てたけど、2DKばかりで二人もしくは三人で住むのがやっとの広さ。
これで家族人数の多い家族はどうすんだべ?と思ったものです。
今回の2階建て仕様は、家族人数の多い世帯には有難いのではないでしょうか。
それで、2階建て?てことで写真にまじまじと見入ると、基礎はコンクリートのよう。
東日本大震災当時は、平屋仮設住宅の場合の基礎は松杭でしたからね。今も平屋の場合は変わらいのではないかと。
あくまで仮設、5年やそこらの期間の利用を前提にしているのだから当然と言えば当然なのだけど。でも一番仮設住宅で疑問に思ったのは仮設住宅の再利用は考えないこと。移築できるように、構造をビス打ちにしたらどうかとの提案も「その必要なし。解体までの予算も織り込み済みなのだから」との返答だったかと。
結局は、震災の瓦礫にプラス仮設住宅の解体時の廃棄瓦礫が二重になったということになる。
三陸は平地がないので仮設住宅の建設予定地探しは大変だったと思います。
私たちが任された仮設住宅の建築地も、
えっ? こんな場所に無理やり建てる?て所ありましたから。
能登の場合、瓦礫の撤去が進まないようでそれが進まないことには再建築しようにもできないでしょうに。
いずれ、国もそういう所に予算をしっかり付けて早急に元の生活に戻れる環境を整えてくれるようお願いしたいものです。
2階建てついでに当社の裏庭の3段はせ?稲架ではでないけど(笑
親方のご指導のもと、毎日進化していく、事務所お庭。
今日はサトイモ・インゲン・ケールを植えました!段々と連なる、『ペットボトルで育てる』野菜。
どんな感じに育っていくのでしょうか?楽しみです🍅また、ご報告します~! pic.twitter.com/q7pu5SbLDH
— 大共ホーム (@DaikyohomeIwate) June 3, 2024
野菜架を作ってみて、ポット?ていうのかな、6つほどぶら下げてもらいました。
ぶら下げてる容器はウォーターサーバー用のものを冬から溜め置いていたもの。
スタッフからの、この空のポリほんとうに使うんですかあ?との疑いもこれで晴れたのではないかと(笑
これもあくまで一つの検証かな。
これなら菜園スペースが取れない場合でも結構楽しめるのではないかと思い、先ずは試してみて不都合等確認した上で良さげならご要望があれば架台を作ってあげればいいだけなので。
ただ問題は・・風。
風への対処をどうするか・・のアイデアはまだ浮かんでいません、、
でももし、こういうの仮設住宅にあったら少しは入居者の励みになったりするかもしれませんよね。
今年元日の能登半島地震で被災した石川県で、9月21日の大雨で仮設住宅まで浸水したというニュースを見て、2階建て仮設住宅の100%普及を強く望みたいです。
仮設住宅は長年平屋建て主流で通って来ましたが、今回の災害があったことで、今後は仮設住宅でも2階に避難できるシステムを構築する必要があるだろうと思います。