昨日投稿するはずだったのに、
画像も変だし、Xの埋め込みも出来ず今日になってしまいました。スミマセン!
昨日は岩手県盛岡市で一日フレーミングの日。
前夜の土砂降りの音を聴いていて、
明日はほんとうに予報通り晴れるの?てな心配をしておりましたが、朝になったら気温も気持ちいい位で、ほっとしましたね。
昨日のフレーミング現場は岩手県盛岡市津志田。
すでに作業は始まってるだろうと思いながら7時半過ぎに現場到着すると、?なんかいつもと様子が違う。
余裕で立ち話したりしているので、どうしたの?と訊いてみると、
今日の作業は8時からなので、時間待ちしてました、とのこと。
あ、そっか。住宅街の中だものね。
と納得。
写真は敷地にそれほど余裕があるわけではないので、材料搬入予定時刻とその際の手順をすり合わせ中の光景。
8時になり石膏ボードをクレーンで現場搬入後いよいよ一日フレーミングをスタート!
ここはやはり動画でしょう!(笑
彼ら🎥にプラモデル等コメ。昔シアトルからdrywallのプロking親子が来日。🇯🇵5人v.s🇺🇸2人で別現場で同時▶️すると鼻歌混じりで簡単そうに作業する🇺🇸5日終了🇯🇵は大変そうに必死で7日で終了。仕上がりも🇺🇸に軍配。この時からかな同じ仕事を簡単そうに見せるのがプロなんだと思う様になったのは。 pic.twitter.com/TFNx0qAMHM
— oyakata (@ooyakata11) June 26, 2024
Xに書いてあるように、
インスタに投稿された彼らの元気動画に、いろんなコメントを頂きます。
殆どのコメントは賞賛的なものや質問だったりしますが、中には誹謗中傷地味たものも混じってきます。
プレハブ、大工じゃない、ツーバイはダメだと誰かさんが言ってた。とか(笑
このキング親子との出会いは、私にとっては一生ものの出会いだったような気がします。
当時、材料を輸入するだけではダメで、技術・技能・ノウハウも輸入して初めて住宅のレベルアップできると思い、その一つとしてアメリカで標準的な内装仕上げであるドライウォール仕上げがアメリカ価格で。との狙いから募集した時に応じてくれたのがキング親子でした。
日本の職人チームは5人。ほぼ同規模の現場で作業をスタート。
日本チームは比較されていることを分かっているので休みなくバタバタと忙しい動き。
なのにキング親子二人はほんとうに緩やかで滑らかな動き。無駄のないあの作業の流れは優雅というかバタバタ感は皆無。
結果はキング親子は計10人工、日本チームは計35人工。
材料抜きの施工コストは1/3以下で仕上げられるという実証的な計画ではあったのだけど・・・
そして仕上がりも歴然となれば、
これがプロなんだ!
簡単に見えてしまう、或いは簡単にすることができる人ほど優秀なのではないか。そんな風に思わされたこれが最初の機会だったかな。一度そういう視点でみるようになるといろんな場面で見えてくるものです。
動画だけ観てれば、壁パネルを所定の位置に据えて釘を打つだけみたいに見えるのでしょうね。今の住宅はツーバイの加工にしても在来工法の梁柱の刻み加工も、その殆どがプレカット工場へ外注されています。柱梁を刻めてはじめて一人前の大工なんだと教えられたものです。
とすれば、今一人前の大工さんは皆無に近いと言って良いのではないかと。
大工=大九レベルとするなら、
大六、大七くらいでしかないし、それで良いのではないかと考えるようになりました。
日本の大工仕事の領域は、アメリカなら5つに分化し専門職化されている。だからその専門で一人前になるのも早い。結果、若いうちに一人前の収入が得られる、という仕組みができています。
日本では大工職種に分類される平均年齢は50代。
それぞれの専門職種で大六レベルできるようなら一人前で良い。
うちのスタッフは他社のように、加工を外注し組立てるだけの作業者ではない。
彼ら自らが工場でのプレカット&パネル化の殆どを手作業で行い、現場では可能な限り簡単に据え付けるだけのレベルまでをやっている。だから動画では簡単な作業に見えるのが最高なのよと、スタッフたちには言っている。
それらを観る人が観ればわかる。
だから、殆どの投稿が彼らのショート動画であるにも関わらず、本場のカナダアメリアなどからフォローされるようになったのだろうと思う。
いつ見てもワクワクします!
私も同じ気持ちで観ています。