高断熱住宅の一日フレーミングの難易度

岩手滝沢高断熱住宅 (1)の画像

今日は一日フレーミングの日。

岩手県滝沢市にて高断熱住宅の上棟です。

岩手滝沢高断熱住宅 (1)の画像

冬の澄み渡った青空高く舞い上がる当社の住宅パネル。

いつもより思いっきり高い(笑

それもそのはず、

岩手滝沢高断熱住宅 (2)の画像

電線の上を越えのてパネル送り作業なわけです。
屋根の上で作業するうちのスタッフからはどんな風に見えてでしょうね。

 作業してるから上空離れた状態のところまで見てないっスよ。

なんて言われそうですが(笑

電線越しのパネル搬入は通常より時間がかかるのですが、今日のクレーンオペレーターさんの送り込みスピードがやたらと速い!なので差し引きでいつも通りのペースではないかと。

岩手滝沢高断熱住宅(3)の画像

玉掛作業カズちゃんももう要領を得たもので、力みもなく自然な流れでパネルを吊り込んでくれていました。
もしかしたら、ほんの少し前に子どもができたのも一つの要因かもしれませんね^^

彼らの動きを見てると、ついこれまでの一日フレーミングを思い出しまいます。
電線越えで普段より2時間以上時間がかかってしまった紫波町の現場とかね。

住宅パネルで一日フレーミングの障害になるケースと言えば・・・

①現場までの道路が狭すぎて2t車も入れない。
 この場合は住宅パネル自体の搬入ができないので一日フレーミングどころかパネル自体を断念します。
 工場でプレカット(現場でカット作業が不要)のみでプレカット材を現場まで手搬入し、
 現場でパネル化しながらの組み立て作業になります。

②クレーンが住宅現場の一番奥まで届かない。
 住宅の壁パネルは届く所に下ろして奥へは手作業で壁をスライドさせ、
 床・天井・屋根の届かない部分はプレカットしておいて組み立てる。

③建築現場自体にクレーン設置するスペースがない。
 道路使用許可を申請。場合によっては通行止めの許可も。誘導員二人配置。
 パネル搬入トラックは別場所にて待機、工程に合わせての住宅パネルの搬入に結構時間がかかる。

④クレーンは敷地内に入れるが、壁パネルの置くスペースがない。
 道路の使用許可は不要なれど作業的の難易度は③と変わらないかと。

立地条件の違いでは以上のような感じでしょうか。

あとはお天気かな。

①雨・強風の天気予報なら予定を繰り延べる。

②外気温が‐10℃以下になっても、35℃以上になったとしても予定に変更なし。

ほか、一日フレーミングに条件があるとすれば、

休日翌日は一日フレーミングを絶対にしない。もし月曜日に一日フレーミングの予定を入れなければならない時は日曜日は出勤とし振替休日を設定する。

ことかな。

岩手滝沢高断熱住宅(4)の画像

最後の屋根パネル設置を確認し、今日の彼らの元気視察は終了。

それにしても今日も天気に恵まれてほんと良かった。

今日も一日、お疲れさまでした!

2件のコメント

相変わらずの芸術的作業ですね~!
先日近所の在来工法住宅の現場を偶然みましたがなんか話しながら作業で素人ながら
もう少しテキパキできないのかな~って見てました!気のせいかオペレーターの方も
そんな目でみてたような! 個人的感想です!

オペレーターさんはうちのスタッフが手待ちにならないようペースを合わせ、うちのスタッフはオペレーターさんが現場投入しやすいようお互いを見ながらですね。
阿吽の呼吸って奴ですね、きっと。

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