いつもなら水鏡狙いで出かけるのは朝普通に起きてカげた時、道路に見える交通安全ののぼり旗観て決める。
今日は2本の旗が動いているから水鏡はないな、
今日は2本とも微動だにしない。これはいけるかも?
てな時即座に出かけて観るのだけど、先日月曜の朝がそんな感じだった。
いつも行き当たりばったりの自分だけど、今朝は違った。
昨日の段階で天気予報をチェックすると晴れマーク、さらに風予報を観ると風速1m。
それも午前中がその1m予報。風予報で0mがあるかは知らないが、1mなら明日はベタ凪の可能性大のはず。
何回かの観察から、
もしかしら、夜明け前が一番風がないのではないか。そんな気持ちがあったので狙ってみることにした。
ウォーターフロントの池対岸に到着したのは4時。
到着前手前から見た時には、4,5mは霧が水面から吹き上げているのが見えていたのに、いざ土手に上がってみたら、それはもう見えなかった。4時15分前位だったら盛り上がる霧を捉えられたかもしれない。
最初の日の出前の岩手山と水鏡に映る岩手山。
水面に発生する霧って横に走り、あるところでは上昇する。
そしてその霧の移動速度や方向が日の出による気温の変化などで変化する。この変化を観ているだけでも面白い。
水鳥や鯉が跳ねたり、水面に波紋を作ったりしてくれるので映すタイミングを見計らいパチリ。
タイミング的にはこれが一番水鏡度が高い写真ではないかと。これは4時半位かな。
そんなこんな変化を観ていると、目の前で鯉がジャンプ!姿を見たのはこれが初めて。顔の表情までしっかり見えた(笑
その後2回ほどジャンプする姿を見れてそれだけでも嬉しいのに、その上泳ぐ姿までってラッキーでした。
夜明けの食事タイムなのでしょうね。
今まで跳ねる水音しか聴こえてなかったけど、今朝は半身以上水面から跳ね顔までも観れた!
60㎝程の鯉。
このサイズではここに生息している鵜では食べられないのだろう。 pic.twitter.com/hbIdZyKLcL— oyakata (@ooyakata11) June 20, 2024
施主さんからの話では、昔はフナとかワカサギとか居たのにブラックバスを持ち込まれたらそれらが見えなくなり、そこに鵜がやってくるようになったら今度はブラックバスが居なくなったとのこと。その話から想像するに、鯉もこれだけのサイズとなれば鵜も呑み込めないってことなのかもしれません。
時間の経過と共に、変化する水面を観ていると、
なるほど!
と思ったのが、小さな範囲で発生していたさざ波が徐々にゆっくりと拡がる場面。
最初、左側隅に小さい範囲だったのが右方向へ拡がってくる。
10分ほどの差だけど、拡がっているのがわかるはずです。
この時で5時10分程。
そっかあ、これが6時も過ぎると、先日月曜日のようになるわけかあ!
これが先日17日月曜日6時過ぎの画像。
体感的には無風なのに、水面には小さな波が立っていたのです。
6時じゃ元々時間帯的にダメだった?ということではないかと。
湖面のさざ波や霧が見せる変化、対流のしくみが自然の中で行なわれているのをリアルに観れるってのが凄い。
ちなみこの霧って、検索してみると、
この二つのどっちの仕組みなんだべ?・・
コメントを残す