北欧に限らずこれまでヨーロッパでは、断熱水準や技術の高さを見せつけられてきた。
そしてそれらを、私たちにはできていることもあればできていないこともある。。
ていうか、できていないことの方が圧倒的に多いでしょうね^^;
できていないことの一つに、

外断熱の二層張り。この厚みでは一層張りも未経験なのが悲しい。
日本の建築基準をクリアしながらってのが難しいのだけど、
断熱リフォームの方がクリアしやすいような気がしますね。
一つが窓のジョイント。

ジョイントの手法も多く、その手法がデザイン的にどうなのか、
機能別にどうなのかも未だわかっていないのが正直なところかな。
でもってここからぺっこマニアックな話を^^;
北欧ではそれほど高性能でもないスタンダードなスペックでの例で。


上と下の写真の違いがわかりますか?
真ん中のジョイント部の違いを見ていだだければ・・・
ジョイントだけ取り上げると・・・


層の数の違いがわかると思います。
例えば、ジョイントの必要なコンビネーションサッシ。

この窓タイプでジョイントが変わるだけで断熱性能は1割違うわけです。
ジョイントだけで一割です、堪りませんよね。
今の場合、枠幅91㎜ですが他のサイズもあって、
このタイプのジョイントの組合せだけで16もあるんです。
デザインを見ながらフレーム幅を組み合わせてみて、
この組合せタイプのデザインなら、性能とデザインがかみ合いそう。
てなポイントを探すんだけど、
それからサイズとジョイント強度とのバランス選択もしなければならず。。
3歩進んでは二歩下がり、未だ壁を乗り越えれていないわけです。
一窓タイプのスペックの組合せもかなりな数になるけど、
性能別フレームタイプ、ガラス性能とスペーサー、ガス種など、
とりあえず一番いいものの組合せからなので判断しやすい。
どうでもいいレベルの組合せは無視ですから。
でも、こういうコンビネーションはねえ、、体力使います。。
と言いながら、面倒くさがりな私が
なぜか深堀してしまうから手に負えないわけ^^;
スタッフからは、
「聞こえてますか~!?」
「終着点見えてますか~?」
「ほかに手っ取り早いことあるんじゃないですか~?」
と言われるのも分かる。 うん。
岩手の注文住宅なら。
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