昨日これまで見たドイツの住宅関連フォルダを開いた時ふと目に留まったもの。
それが窓格子のある窓でした。
自在なドイツ住宅の窓の格子デザイン


窓ガラス上部にだけ資格に格子で分割するデザイン。
こういうのもあったっけかぁ。
この窓格子デザインが記憶に残っていたら候補の一つになったはずだべ、、
と眺めてしまったものです。

実は先日、縦横に格子を均等に分割する一般的な格子デザイン(業界用語でトウフ)ではなく、違うデザインができるんだっていう可能性をこれから家を建てる人たちに知って欲しいよね、となったのはいいのだけれど・・・
じゃあ、どんな格子があるのかとなった時があって、このドイツ住宅の窓格子デザインの豊富さを思い出せずにいてスタッフの選択肢を狭めてしまったようです。私の責任ですね。。
例えば、

このように均等割りの格子デザインは考えやすいです。
あとは写真のように縦三つに割るか、4つに割った方が好みか、もしくは美しいと感じるかなわけですが、ドイツの住宅の場合は日本で一般に見かける格子サイズよりサイズは大ぶりな傾向です。

この写真くらいの窓サイズに十字の格子、
これは当社でも最近多くなっていて、あとは窓色とバランスの問題かと。

青みがかったグレー色の上下コンビネーションの窓に縦1本のみの格子デザイン、これだって新鮮ですよね。

窓にこういう窓格子をデザインしてしまうって、私ではとても思いつきそうもありません。
でもって先日、これから建てる住宅で決定した窓格子デザインを紹介しますと、

ガラス上部に横1本のみの格子デザインです。
これは私の中で一番印象に残っている窓格子で、
窓格子横1本のみなのに、何か衝撃的でしばらく見ていて動けなかった窓。
この窓の何に惹きつけられてしまうのだろう?
と考えていたように思います。
格子を縦横に配する窓格子のように格子付きの窓だぞ!
みたいな自己主張を感じさせないこのさり気なさもいい、それなのに、
何だろう? ドレーキップ窓を内倒しにした時の姿が美しい・・・
そう思えたのです。
もし内倒した時の窓の見え方まで想像してのこの横1本の格子の配置だとしたら、凄すぎるし奥が深すぎると。
まあ、そんな私の主観的なことはどうでもよくて、
今日知って欲しいと思うのは、窓って窓の色も格子デザインもそしてその二つの組み合わせも自由なんだってこと。
トリプルガラスに格子を付けることだって今では普通に出来てますしね。
すべてはできないかもしれないけれど、世の中ではこういうことができているんだって知るだけで、家づくりに可能性を見つけられるかもしれませんので^^
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