NHKの今朝8時頃のあさイチという番組は、窓に関するテーマだったと2号が教えてくれたので、チェックすると確かに・・
先進的窓リノベ2025事業では最大200万円の補助
番組は以下の内容で、窓を強化しましょう!との内容だったようです。
寒さは病気の原因にも 日本の家はなぜ寒い?
家が寒すぎる原因は窓ガラスとサッシだ。WHOの推奨:18℃以上。日本では断熱性能のない窓が約7割の家に使われている。
うちの家 寒いんです 原因は窓ガラス&サッシ/ホームセンターで売っている断熱材 オススメはポリカーボネート/寒さは病気の原因にも 日本の家はなぜ寒い?
断熱対策ランキング:1位からポリカーボネート、厚手のカーテン、緩衝材、窓に直接貼る断熱シート。先進的窓リノベ2025事業では最大200万円の補助がある。
とのことだったので観たかったけどなあと思うも、我が家のTVのタイムシフトに朝は含まれていないのが残念(笑
もし、200万円もの補助を受けるなら、個人的にはなんちゃってな断熱強化でなくどうせならサッシ交換レベルの内容でしっかりとした窓の断熱強化を図って欲しいと思うのだけど、売る側がビジネスチャンスとしてしまうだけで実際はそうではないのが現状の様子。なんかね、寂しい気持ちにさせられます。
トリプルガラス樹脂サッシでも室内の熱は逃げている
今朝、屋外から住宅展示場をサーモカメラで観ると・・

1月23日午前9時、今朝の外気温 2.1℃ 外壁温度 -0.6℃
室温 20.6℃
ガラス面温度は外壁面よりちょっとだけ高い、サッシ樹脂枠は、4℃ほど
このことから、これだけの高断熱な窓でも室内側の熱が窓から逃げているのがわかるはずです。
ちなみに、今朝のお天気の様子を。

青空なく曇天です。
比較としてもっと分かりやすい先日のサーモ画像を再掲すると、

こんな感じでしたよね。
国産メーカーのトリプルガラスの樹脂枠の1.5倍の断熱性能を持つドイツサッシでも枠から熱が逃げているのですから・・
この記事のキャッチ画像のリアル画像は

青空が見えています。
ここで窓以外でおもしろいのが、上空の温度。
青空で放射冷却な上空の温度は、-40℃
曇天の上空の温度は、-10.4℃
いつも思うのですが、サーモカメラは上空何メートルの温度拾ってるのだろう?って・・
人間とは観えてる世界が違うのでしょうね(笑
最後に、
窓の断熱性能向上は外張り断熱層利用での熱橋対策の時代へ
当社の窓周囲熱橋対策のための外張り断熱層の施工を動画で紹介しましたのでそれを紹介します。
岩手県盛岡市の現場から
外張り断熱二層の場合、窓周囲ヒートブリッジ対策は一層目の施工で決まる。 pic.twitter.com/57Uf0lgMmD— oyakata (@ooyakata11) January 22, 2025
それともう一つ、いつもの雪の風景とは真逆なものも。
駐車中に降雪あれば車出ればそこは雪無しのアスファルト。なのに今朝出勤時はそこにだけ雪が・・
蓄熱が外気温に勝ってる?て面白いよね笑 pic.twitter.com/Jto4aYUEah— oyakata (@ooyakata11) January 23, 2025
放射冷却に晒されても、陽射しに照らされれば熱を蓄え、外気温に勝り雪を溶かしてくれるのですよ。
なんかこれ見たら・・かわいそうに思えて、
車定位置に停めずに、移動しなきゃ!て思いましたよ(笑
日本の窓性能や窓の弱点をカバーする技術が発展して普及するのがまだまだ先なのか〜と思うとやるせない気持ちになります。まさに先見の明ですね。
ほんとうに仰せの通りですね、業界の構造的なしくみの問題でもあるので難しい面があります。
逆に一歩、そのしがらみから抜け出してみるしかないのかもしれません。