今日届いたものがあるのだけれど・・・ それは遮熱シート。
左が2004年2005年と2年かけて検証して以降、たまに試験的に遊んでみている遮熱シート。
右が今日初お目見えとなる新しいタイプの遮熱シートらしい。
旧型遮熱シートは現在結構な在庫もある。
この在庫は断熱性を上げるためとか省エネ性を高めるためというのではなく・・・電磁波対策のために取り置きしているというもの。これは私の中では電磁波対策としては実績のあるスグレモノ(笑
遮熱効果を謳いよく住宅の建材として使われている現場をよく見かけるけど、
あの使われ方では・・・ ムリでしょ。
というものばかり。
効果の謳い文句で売り込む側もそれをまた受け売りだけど使う側にも疑問を感じてしまう。
その使い方で効果を一度でも検証してみたんだろうか?
もし効果を検証したのならその使い方にはならないでしょうに。
と。いつもつぶやきながら眺めている。
遮熱シートってNASAが・・とか宇宙船でも・・というものだから、そりゃあ断熱効果も凄そうだと誰もが思ってしまう。当然自分もそうだった。期待した。
でもそんなに凄いモノなら効果は簡単に検証できるべ!てことでスタートしてみると結果は以下の通り。
この記事の測定データは表示されていないので、下の記事の方が少しはましかも。
そんな結果から遮熱シートに期待して使うことはなくなった。
使って効果を出せるところはないことはないのだけど。
ところがほぼ20年ぶりに私の目の前に登場した今日の新型遮熱シートは違った。

新旧遮熱シートの断面を並べての写真。
左が従来タイプ、右が新タイプ。
写真がわかり難くてスミマセン!
何が違うのかというと、
従来タイプの遮熱シートは2層のアルミシートの間にプチプチを挟んである。
かたや新タイプの遮熱シートは従来タイプとは逆にアルミシートをプチプチで挟み込んでいる。
こ、これは。もしかしたらこちらの方が使い得てがあるかも。
さて、どんな場面を想定して遊んでみたらいい?
しばらく妄想してみねば。
以前のように検証に2年も使いたくないので(笑
みみたこ(長文失礼します)
・太陽の電磁波(赤外線の放射)によって自然・家・ヒトは温まる。
・遮熱シート自体は電磁波(赤外線)を反射することは確かでしょう。
・電磁波を反射する状態(環境)が人間生活に真に影響を与えるのかどうか。
・日中太陽光が当たり続けると・・・遮熱シート自体も温まる→その熱は伝導によって周囲(接触する躯体や建築材料)に移る。
70~80℃台の屋根表面温度は天井裏周囲に伝導し、屋根裏の温度を60℃台まで押し上げます。
・遮熱シートは熱が移動する時間を遅らせるだけであって、家の温熱環境が激変する効果までは見込めないのでは?と思えてなりませんが、新技術・素材によって温熱環境が進化していくことに期待したいですね。
みみたこさんの仰る通りです。
私はそこまで頭回りませんでしたら、2年もかかりました(笑
ほんと、温熱環境進化させたいものですね。