ドレーキップ窓付き高窓フォールディング

今週末見学会開催するお家から。

高断熱な家を建てるのに、UA値上げるために窓を小さくするだとか窓を減らすとかする話を聴いたことがある。明るさとか視界の広がりだとかをそのために犠牲にするなんてなんかおかしいと思う。そのためにも断熱性能の高いサッシを採用するのだろうし、サッシ取付後の窓の断熱性能を向上させるのだから。

そのように高断熱な窓にしながら、高断熱な窓だからこそできる窓デザインだったり高機能な窓を考えたいわけです。その一つがゴールディングドアでした。

昨日紹介したテラス用のドレーキップ付きフォールディングドアの開閉スタイルは、

 大共ホームと言ったら、フォールディングドアでしょ!

くらいのイメージになっているかもしれません(笑

このトリプルガラスのドレーキップ窓を扱い、やがてトリプルガラスのフォールディングドアを皆さんに使ってもらえるようになってすぐ、フォールディングドアを輸入している会社のホームページ内の一つのページに掲載されていた2階がカフェになっている画像があり、その画像の窓が5~6メートルほどの高窓を全開放しているものだったのです。それもその下はFIXガラスでね。高窓のフォールディングを閉めても壁面全部がガラスなわけで、これはこれで冬も陽射しで気持ち良さそうだと思ったわけです。

その画像が頭から離れず、ある時にふと、

 あの高窓のフォールディングをインナーバルコニーに付けられたら、一年中バルコニー使えるよね。

これから建てるバルコニー希望の施主さんがいたとしても、

 一年中快適に使える大きく開く高窓ならどうですか?開けたらバルコニーになりますし、
 この方がコスト的にも安くなりますしね。

というように提案できるのではないかとイメージするようになったのです。
できるできないは別として、イメージするだけならタダですから(笑

テラス用のフォールディングドアと同じしくみで先ずは作ってみようとなったのはイメージしてから3年目くらいだったかな。

トリプルガラスでも女性も簡単に大きく開く高窓

これが最初のもので下はFIX窓になっています。

そして今回の高窓フォールディングの改良版が、

三層ガラス高窓フォールディング (1)
写真を見ての通り、奥端の一枚がドレーキップ窓になっています。

三層ガラス高窓フォールディング (2)
全開にするとこんな感じに。

前回との違いは、フレームが細くなりました。

細くすることでガラス面比率が高くなり視界が広くなったかと。
そしてもう一つ、初めて触れたスタッフが絶賛だったのが、

 すっごい、軽いんですよ。高窓のドレーキップ窓より軽く感じるかもしれません。

と言わしめてしまう軽さ。これは私が操作しても同様でした。重い3枚のガラスをスライドしている感覚はなく障子戸なんかよりずっと軽いかもしれません。

今回見学される方は、ぜひご自身の手でその軽さを体験してみてほしいですね。

きっとその軽さに驚く筈ですので(笑

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