今日は久しぶりにフィンランドで見学した北欧の住宅展示場編の紹介を。
北欧の住宅展示場13 ー平屋の家ー
北欧住宅の外観

この外観から玄関前ポーチ屋根下を車1台分の駐車スペースとしています。これは便利そうです。
こちらの住宅の窓色はヨーロッパで人気のRAL7016ぽい。ほんとうに人気なんですね、RAL7016って。
RAL7016は当社でも扱っているので北欧好きの方はご用命ください^^
ここから玄関を入って住宅内のご案内です。
写真は住宅内の順路通りに私の視界に入った興味順なので同じような気持ちで見ていただけたら助かります。

玄関から歩を進めて一つ目の部屋は子ども部屋。
そしてその隣にも。

窓形状にカーテンが同じなので同じ部屋と勘違いしそうになりますが、家具のレイアウトが違うし、天井を照らす間接照明の色も違いますね。
この二つの子ども部屋は道路側に並んでいることが、最初の外観写真と見合わせてもらうとわかると思います。
廊下を挟んで子ども部屋反対側には、

ランドリールーム。
勝手口に付属しているのは一般的のようです。

ランドリールームの隣にはトイレ。

そしてこのベッドルームは子ども部屋並び奥にあります。
やっとその奥に、

ここまできてやっと広く開放的なLDKスペースにたどり着くのです。
ここまでで、
一日本の住宅での一般的な部屋レイアウトとの違いに気付かれたでしょうか?
日本の住宅の場合、玄関からLDK特にリビングへの動線を優先します。プライバシーエリアである子ども部屋、トイレ、尚更サンドリースペースを通ってからリビングへなんて考えません。
ところが北欧フィンランドの人たちは敷地の道路際に住宅を配置し、道路から住宅を挟んだ裏側が庭、その裏庭が敷地の中ではプライバシーエリアということのようです。だからその庭と繋がるデッキ、デッキと繋がるリビングという配置になり、自ずとリビングは敷地奥方向に配置となるのではないかと。
北欧の平屋住宅は天井まで吹き抜けた広いLDK

屋根なりの勾配天井の吹き抜けは、右側の天井が下がってきた低いところでも2.7~3m程の高さはありそうです。
そこに高さのある一体の高断熱サッシを組み込むって・・こういう窓だからこそ縦型ブライドが余計映えるのかもしれません。
左側テラスドアからは、

このように広いデッキスペースへと繋がっています。
リビング奥へ歩を進め、振り返ると、

ダイニング・キッチンスペースを見ることができます。
左には暖炉も。
視線を左側に移して、

窓フェチの私としては、先ほどの右窓を再チェックしてしまいます(笑
この4連8窓のコンビネーション窓は巾4m以上はありそうな・・
この窓をどのように住宅パネルに据えるのだろうか?それとも現場据え付け?
現場でにしても・・・トリプルガラス4連で4mを一体化してから運搬据え付け?
昔やったように現場で組み合わせる?
・・・北欧住宅のサッシ取付手順を実際に見てみたいものです。

リビングの一番奥にあった部屋。
目的はわからないけどゲストルームかもしれません。

おトイレもありますしね。
デッキ奥に回ってデッキとリビングとの関係性を再チェック。

右側のテラス窓は、北欧の住宅展示場13平屋(6)のベッドルーム。左側がリビングですね。
ここでまたまた窓フェチとしては、しっかりと窓をチェックするわけです(笑

1間どころか1.5間ほどもありそうなスライドドア。
このスライドドアに触れていませんが、この建具幅で普通のスライドドアだと開け閉めはとても無理なはず。となれば、最近展示会で見かける電動スライド方式かもしれません。

そして最後に北欧住宅の外構の参考にとブロック塀も。
左ブロック塀の裏側がランドリールームにあった勝手口になります。
以上で、北欧の住宅展示場13の紹介終わります。
こういう刺激がないとね、想像力って拡がらないものです。
快適な暮らしには暖かく暮らすための窓があり、
ステキだよね、思える家にはステキな窓辺があり、
かっこいいと思わせる家にはかっこいい窓がある。
いろんな窓が世にあることを知り可能性を見つけ実現できる技術で備えたいものです。
できないことの方が多いけど、そんな住宅屋さんでありりたいですね。
北欧の住宅展示場7の➀ 北欧の住宅展示場7の②
北欧の住宅展示場7の③
北欧の住宅展示場8の➀ 北欧の住宅展示場8の②
北欧の住宅展示場8の③
ちなみに、岩手の北欧並みの高断熱な住宅展示場ならこちらかな^^;
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