大開口窓フォールディングドアの住宅パネルへ取り付け

真っ青な空、澄み切った空気に心地いい風。

快晴の中での岩手山

もうこれだけで一日テンション上がってしまうものですね。

工場にてたまたま住宅の壁パネルにフォールディングドアを据え付ける所に出くわしたので今日はそんな裏方的な作業を紹介しようかなと。

フォールディングドア(1)

写真のように、現在フレーミング時は住宅パネルにフォールディングドアが既に納まっていますが、以前はそうではありませんでした。

10年近く前ならフレーミング(組み立て)作業後に、輸入したサッシが到着することが殆どで、到着したサッシをすえるために現場では6~8名の大工さん、そしてクレーンを手配したりしていたのですから、現在とでは作業性は雲泥の差。我ながら当時よくやってたわ!と思いますね(笑

この大開放できるフォールディングドアを丸ごと取り付けるとなると、クレーンで吊っても内外に最低でも4~5人が必要になります。

ですが工場では。
据え付ける前に、組んであるフォールディングドアを一旦サッシ枠から建具を取り外し別々に扱います。

フォールディングドア(2)

写真のように、まずサッシ枠を住宅パネルに取り付け、その後に建具を釣りこむのです。
こうして枠と建具を分けることでフォールディングドアの取り付け作業は2人で可能に。

サッシ枠を付け終えると、

フォールディングドア(3)

フォールディングドアの建具を運び込み、釣り込み作業も2人で完了!

以上が、フォールディングドアが据え付けられた住宅パネルまでの裏側でした^^;

最後に映えな姫神山も。

屋外からの姫神山

そして住宅内からは。

屋内からの姫神山

2 件のコメント

  • 作業工程、知れば知るほど面白いなあと思います。セミナーのスクリーンでわかったつもり?でも、実物の感動は計り知れません。同じようなツーバイフォーで建てられている家、なかなか工事が進んでいないように見えてしまうのは、贔屓目でしょうか。
    岩手山に姫神山、左を見ても右を見ても良い景色。
    なんて素晴らしい環境なんでしょう。
    最高です!

    • 一つひとつの作業が積み重ねられる過程を知った上で暮らすって、過程を知った上で味わうお料理のようなものかもしれません。
      ツーバイフォーでも住宅会社それぞれに考え方が違います。コスト重視だとパネルにせずフルプレカットで建て方に数日かけた方が良いとの考え方もありますので。
      岩手山も姫神山も一番きれいに見えるってちょっとした贅沢ですよね。

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