北欧の断熱パネル施工

せっかく建てる家なら、
一手間で空間が変化を見せてくれるならそうしたい。
小さなことだから、知らずに見るとその要因に気づかないでしまう。
だけど、そのための一手間を惜しみたくはない。

断熱もそう。
データを取り、一手間かけてはデータを取る。
効果を確認してはまた一手間かけてみる。
それが良いとなれば、実際の現場に反映させる。

でもだ。
一手間がそうやって増えていくと・・・
一手間が侮れない領域に行き着いてしまう。

一手間を惜しまず、どこかで一手間合理化しなけばならない。
そのための一つの試みが来週に予定されている。
そしてその先、次の合理化のヒントを見つけたい、
というのが今の私の心境。

北欧の断熱パネル

これは、5、6年ほど前に見学した現場の写真だけど、
がっちりと厚い外断熱パネル施工。
この現場の細部写真は30枚ほどあるのだけど、
改めて見てみると
合理化しながら、細部のひと手間を惜しまない施工が見てとれる。

断熱の旨味を損なわないように、
外断熱パネルによる強度リスク最小限に、
施工者の強い意志みたいなものを感じる。

すごいなあ。

一手間の効果を活かしながら、
その一手間を減らすためにひと手間をかける。

今日は、この考え方にちょっと自信がついた感じです。

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