人も住宅も、温度管理は重要だよね。

先日のヨットの飲食で残ったものはクーラーボックスごとスタッフたちに持ち帰ってもらった。そのクーラーボックスを今日返却しにオノちゃんが持ってきたので、

そこに置いといてくれる?と言って、あとで置いてあったクーラーボックスを見て、
さすがオノちゃん♪と思ったのが、

パッキンて・・(1)

クーラーボックスの蓋をずらして置いていたこと。
オノちゃん曰く、こういうモノの良いクーラーボックスは蓋をしたままにしておくと、パッキンの弾力性が無くなり寿命が早くなるのだとか。安い2,3千円のならだけど、こういう何万円もするクーラーは勿体ないでっすよ。

クーラーボックスのパッキンて・・・ 意外ともろいものなのかなあ?

だったら、圧倒的に閉めていることの多い窓のサッシのパッキン(ガスケット)てどうなの?

てことで、傍にあったサッシサンプルのガスケットとボックスのガスケットを触診比較(笑
クーラーボックスのパッキン部は蓋側に四角く柔らかい状態だけど凹でボックス側に固い凸と嚙合わせる仕組み。

一方サッシの場合は、

パッキンて・・(2)サッシガスケット

建具(室内)側のガスケット(ゴム)、形状で弾力性を持たせている。屋外側ガスケットは枠に据え付けてある。ちなみにドイツのサッシは枠の中間にもう一つガスケットがあり計3ガスケット。中間のガスケットは押しつぶされる仕組みではないので、閉め切った状態でガスケットの耐久性に関わる反発力が衰えるとしたら内外のガスケットになるかと。

何年くらいなものなのか。
必要になったらいつでも交換できるでしょ。なんて思っているせいか真面目に考えたことなかった、、

いつか時間をみてそれなりな築年数のお宅をチェックしてみないとね。

なんてことやってたら、先日のヨットでの若いスタッフらとの会話?約束?思い出しました。

 このクーラーいいですよね。

  もの良いものだからね。

 ぼくらもクーラーボックス欲しいなあ、なんて。
 ダメですかね。

  ? だって工場には冷蔵庫あるべよ。

 いや、フレーミングの時にあったらいいよなあといつも思うんですよ。

  普通のクーラーボックスじゃダメなの?

 キンキンに冷えたヤツ飲めたらいいなあって。
 コンビニで買って飲んでもものの数分で温くなりますし、水分補給にしばらく置いといたらお湯ですよ。
 マキタに現場用のあるんですよ。18ボルト充電タイプで。

  必要なのは夏だけかあ、

 いや、冬も使えるんですよ。暖め機能があるので。

そこにオノちゃんが加勢。

 いやあ、あれなら俺もあったらいい。
 目地テープ冷やしとけば、壁パネルにサッシを据える時楽だもの。
 この前なんかパネルに入れる前に膨張しだして入れ難くてほんと大変だったんですよ。

ここで目地テープと呼んでいるものは、

窓の気密防水部材 (1)

窓の気密防水部材 (1)

ロール状の状態では厚さは5、6ミリ。この状態でサッシ周囲に貼り付け、壁パネルに装着する。

その後時間経過と共に膨張して最終は、

窓の気密防水部材 (2)

これだけ膨張する。
これがサッシと躯体枠の隙間1~1.5㎝程の隙間で膨張してきっちりと隙間を埋め、圧密の違いによる防水機能も併せ持つというドイツのスグレモノ部材。

確かにこれは寒い冬なら膨張して隙間を埋めきるまで1~3日くらいかかるのに、夏だとサッシ枠事態の温度も高くなっているため貼った瞬間に膨張し始める性質だ。これをキンキンに冷やして置けば時間が稼げるわけかあ。

ネットで調べてみると、

保冷-18℃~保温60℃(7段階)

なんて、最高でしょこれ。

皆が現場で気持ちよく喉を潤し、目地テープ施工もしっかりできる。
小さな部材の実験にも使えそうだし。

あ~、思い出せてよかった、ほんとに。(笑

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