岩手で活躍するヒートポンプ

今や「空気でお湯をつくるエコキュート」で馴染みやすくなったヒートポンプ。
身近なものならエアコンかな。

私もヒートポンプの仕組みを知る以前は、
なんで0℃から60℃の温度ができるわけ?
と不思議でしょうがなかったこともあります^^;

地中の熱で冷暖房やお湯をつくる地中熱ヒートポンプにしても、
自分が理解したまではいいが、その後他人に伝えるのがこれまた大変。

 ヒートポンプというのはですね・・・
 年中安定した地中の温度14~5℃から、ヒートポンプを介して
 60℃前後のお湯をつくり出し、それを暖房や給湯に使うわけでして・・・

どうして、14~5℃から60℃になるの?
 
 それはですね。
 コンプレッサーで圧縮と膨張を繰り返し・・・×××

と、一生懸命説明すれば説明するほど難解になり、
結果、「よくわかりませ~ん!」てな雰囲気になるのがオチ。
なので、デモ機を輸入して結論だけ体感してもらったら、
ヒートポンプの機能を伝えるのになんと簡単になったことか。

それがCO2削減ブームだからか、
いろんなところで今では難なく情報が入りますからね。
便利になったものです。

今やエアコンをはじめ給湯器や床暖房の新機種が続々登場し、
家電系では洗濯機や冷蔵庫までもがヒートポンプを採用。
そして巷の自販機までもが・・

ヒートポンプも地中熱利用なら
『水→HP→水』と『水→HP→空気』があり、
一般のヒートポンプなら
エコキュートのような『空気→HP→水』や
エアコンのような『空気→HP→空気』とある。

はてさてどうしようか、、、とここで悩むわけです。
住宅内で効率よく熱移動を可能にするなら、
どの組み合わせか・・・と。

ところで、
地中熱用のあのデモ機は次世代省エネレベルなら、
30坪程の冷暖房能力はあったはず。
ならばQ1レベルだと50~60坪なら冷暖房できるよなぁ・・

・・・ 眠らせておくにはもったいない。

そういえば、
スウェーデンからサンプル輸入した冷暖房システムも
もう10年近く倉庫に眠ったままだだよな。。

年数は経てど下手な機器より省エネだべ。
あれだって、どこか再就職先でも考えてあげなきゃなんねべな。

  それにしても、、、ああ、もったいね。

ヒートポンプ利用で岩手に建てる省エネ住宅ならこちら。

4 件のコメント

  • 我が家も地中熱HPを採用していて、HPの良さは実感しています。しかし、それを他の方に伝えようとすると、それがなかなか伝わらない。仕組みを一生懸命説明すればするほど深みにはまる… 。特に北海道に場合、エアコン自体が少なく、「エアコンと同じだよ」と言っても、それもなかなか通じない。しかし、大阪の実家の母にエアコンを例えにして説明すると大まかには理解してもらえました。母は、夏の暑い日にエアコンの効きが悪くなると室外機に水をかけたりしていましたので、体験として仕組みは理解しています。
    要は、実例を紹介する事、データを見せる事、位しか手は無いかなと思い、私もセミナーに協力したり、データ収集に協力したり、データの公開もしています。

  • なべやんさんも、ヒートポンプの説明には苦労されたんですね。
    今では、
    あのテレビでやってるあれ、
    エコキュートという給湯器と同じですよ!
    で大筋理解してもらえるようになったでしょうか。
    でも、なべやんさんのような方がいらっしゃると、
    理解者はもっと増えてくれることでしょうね。

  • 残念ながら、私が住んでいる道北富良野地方では、エコキュートがほとんど普及していません。原因は、軽く-20度を下回る気温です。機器自体が対応していないのと、どうしても運転効率が悪く、データを取れて居ないので正確な数字は分りませんが、冬季間はCOPは2以下しか無さそうだと言う事です。我が家はコ○ナ製ですが、コ○ナのエコキュートは、道北管内では未だに我が家だけだそうです。それにしてはデータを取ろうと言う話も無く、「やる気ある?」と思ってしまいます。
    当然ですが、エコキュートのCM自体もほとんど見た事がありません。

  • なべやんさん、
    軽く-20℃ですかあ・・ すごいですね。
    それにエコキュートのCMって全国版だと思っていましたが、
    やはり都合の悪い?エリアなのでCMって流さないのでしょうか。
    メーカーはきっとCOPより、凍害などによるクレームの方を
    気にしているのかもしれないですね。

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